正直なところ、すっかりビビッていた。
これはもう、ムリでしょ。
予報によると、先週金曜の夜は「冬の嵐」が訪れるため、外出は控えるよう警告されていた。
そんな状況で予定していたのは、たき火である。
風速はね最大8mとも言われており、これはさすがに中止だろうと思っていた。
金曜の午後7時、あつし君とたき火スポットへ合流。
たき火スポットといっても、空き地とかではなく、あつし君の持ち家である。
とりあえず現地に赴き、状況を見て判断しようとしたのだ。
あれ?
風がそんなにない。
三方が建物で囲まれ、もう一方は竹林となっている。
うまいこと、風が遮られているのだ。
これならいける!
すっかりネガティブ思考になっていたことに自己嫌悪を感じつつ、買い出しに向かう。
今回のメンバーは他に、TAKAくん(仮)と尻くん。
あつし君の大学時代のメンバーであり、以前木津川河川敷でたき火したときもいっしょにいたメンバーである。
買い出し後間もなくして、TAKAくん(仮)が合流。
まずは前回同様、家屋内にテントを張る。
前回シュールに見えた光景も、すっかり慣れてしまった。
その後は庭に火をくべる。
時おり突風が吹く程度で延焼の心配はない。
炭がおこったところで、乾杯をしてBBQスタート。
時間が経つにつれ寒さは増してくるが、やはりたき火の炎が暖かい。
風の影響も少ないので助かっているかもしれない。
ダラダラと食べてダラダラと話し、酒は進む。
尻くんが来たのは、日付が変わってからだったかな?
そんな時間からでもわざわざ来るというのが、義理堅いというか何というか。
さらにお酒は進み、いつしか時間の感覚もなくなり、やがて意識もなくなり・・・
最後はあつし君に呼びかけられ、みんなより先に寝床についた。
午前2時半ごろだったかな?
そんなこんなで、充実したたき火を楽しむことができた。
この時期にアウトドアを楽しめるって、本当に貴重である。
楽しい時間を共有できたみんなに感謝だし、何よりこんな良物件を確保したあつし君にも感謝である。
雨と雪以外はたき火できることがわかったので、次はまた近いうちにできるのかな?
まだまだ燃やすものもたくさんあるみたいなので、楽しみで仕方がない。