商店街めぐりをするときはある程度計画を立てるのだが、今日は本当に衝動的だった。
思いついて、10分後には出発していた。
通常なら持っていくお風呂セットを忘れるくらい、本当に気まぐれ。
向かった先は、天理商店街。
商店街の興味というよりも、天理市という特殊な街に興味があったのだ。
何といっても、宗教都市ですよ。
車やバイクでは何度も通り過ぎてはいたが、がっつり訪問したことがなかったので、いつか行きたいと思っていたのだ。
宗教を冷やかすということではなく、あくまで日本にあるさまざまな都市の形態の1つとして興味があるということなので、そこは誤解ないようにしてください。
午前11時、バイクで移動して駅前に到着。
駅前はきれいな広場があり、子ども用の遊具であったり、ちょっとしたイベントだったりしている。
申し訳ないが奈良ということでもっと地味かと思っていたので、あまりに先進的な景色にビックリした。
広場を抜けてすぐ、商店街の入口がある。
商店街内は完全にアーケードとなっており、道幅が広い。
飲食店から服屋、神具、食料品店など、お店のジャンルが実に幅広い。
ほとんどが個人店かな?
バチンコやゲームセンターなどのアミューズメントものがないのと、居酒屋もほとんどないというのが、他の商店街とは違って見える。
奥に入るほどシャッターが目立つものの、お店が途切れることはない。
昔ながらの商店もあれば今風の新店舗もあったり、時代が融合しているさまがいい味を出している。
あと、奥へ行くほど土産屋と神具店が多くなるのも特徴的だ。
そして商店街を抜けた先には、「天理教 教会本部」がある。
建物としては、巨大なお寺といった感じ。
敷地内に手水舎がいくつも設けられていることから、その規模の大きさはそこらの神社仏閣とは比べ物にならない。
そんなこんなで、2時間ちょっと過ごした。
やはり酒がないと、商店街も長居はできないな。
銭湯も近くになかったので、まっすぐ帰宅した。
もっとがっつり、商店街めぐりしたいなあという気持ちが高まった。