キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

速報!イボ摘出

さて、先ほど手術してきた。
術後はベッドで安静に、とか思っていたけれど、思っていた以上にすぐ帰された。
今日は会社を休んで自宅療養、ヒマなので術中の記録でも。

 


午前8時半に病院へ行き、かんたんな説明を受けてすぐさま病室へ。
手術への恐怖はあまり感じておらず、むしろ背中のイボとおさらばできるうれしさを強く感じていた。
しかし病室へ近づくと、恐怖というか緊張感が走る。
病室は今年2度目だが、前回はベッドに寝かされ運ばれたのでそれほどでもなかったが、自分の足で病室に入ると気分が違う。


ベッドにうつぶせで寝かされ、手術開始。
医者ドラマみたいに複数人の助手が並んで「メス」、とかではない。
ドクターと助手1人が、「○○取って~」と軽く情報交換するのみ。


「水で消毒しますね」「印つけますね」とはじめは細かに説明をしてくれるが、麻酔を打ってからは無言。
病室に流れるかすかなオルゴール風BGMと、何やら背中でカチャカチャする音、自分の心拍数のみが流れる。


麻酔はしっかり効いていて、切除されている感覚がまったくない。
麻酔された箇所に吸盤をつけられ、吸盤を上下左右に動かされるような感覚が続く。
一体どんな状況なのかわからず、いつ終わるかわからないので、ひたすら時間が長く感じる。


次第に、あらぬことを考えたりする。
今この背中が切開された状況で、大地震が来たり、停電が起こったらいやだなあとか。
急にくしゃみが出ないかなあとか。


さらに、うつぶせで長時間寝ていると、キックボード事故で負傷した左肩に痛みが走る。
手術後半からは術中の状況より、その痛みばかりが気になった。

 


何だかんだで、30分くらいかな?
くり返すが、本当に長く感じた。


診察室に移動してからは、ドクターの説明。
いや説明より、摘出したイボを見せられてびっくり。
梅干しくらいの塊。
でかっ!
ある程度大きいことは覚悟していたが、ここまで巨大だったとは。

 


そんなこんなで今に至る。
今は何より、麻酔が切れたときの激痛に怯えるばかりである。
まさに今も、ちょっとずつかゆみのような刺激がジワジワと迫ってきている・・・