緊急事態宣言が明けていちばんうれしいのは、依然厳しい条件ながらも外飲みができること。
そしてもう1つは、イベントが解放されたこと。
うちの地元・交野市でも、日曜日に久しぶりの地元イベントが開催された。
その名も「交野天の川プロレス」。
昨年の今ごろにもあったイベントの、第2弾である。
開始直前に足を踏み入れると、屋外に組まれたリングまわりにはすでにお客さん。
ただ、決して密な状態ではなく、適正な距離を保ちながらの観戦ができた。
第1試合は、タッグマッチ。
比較的王道の試合ながら、途中のアクシデントをお笑いに変えるという機転もあったり、客敵をおおいに沸かせていた。
第2試合は、3WAYマッチ。
3人が同時に試合をするといういわゆるデスマッチ形式だが、言わばお笑いだ。
技よりも舌戦が多かったり、見え見えのコントがあったりと、老若男女を楽しませてくれる。
昨年とネタがまったくかぶっていないというのもうれしい。
第3試合はヘビー級のシングルマッチ。
巨漢同士のぶつかり合いは、圧倒的な迫力。
豪快な投げ技も続き、十分な見応えあり。
メインの第4試合は、男女混合のタッグマッチ。
こちらは交野のご当地レスラー「KATANOミルキー」のデビュー戦、というのが注目の試合。
しかし他の3人もメインを張れるだけあって、互いの個性がぶつかり合って楽しい。
どちらかといえばお笑い要素が強めだが、途中で凶器あり、場外ありでプロレスの醍醐味がふんだんに盛り込まれていた。
個人的に楽しみだったのが、メインに出場していた「ドレイク森松」さん。
僕の行きつけの立ち飲み屋「山CHAN」に行くと、必ずドレイクさんのポスターが貼られている。
だから前々から気になっていたのだが、まさか交野に来るとは。
試合後にお話がしたいなあ、と思っていたが、さすがに面識も何もない状態で話しかける勇気はなく、ただ遠目から眺めることしかできなかった。
でもまあ、京橋で立ち飲み屋を経営されているそうだし、また頃合いを見てお店に寄りたいな。
そんなこんなで、たっぷり2時間楽しませていただいた。
こういうイベントが、当たり前のようになる日が本当に楽しみで仕方がない。