キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

大和北部よもやま話

大和北部八十八ヶ所霊場のお話は昨日で完結するつもりだったが、やっぱり書いておきたいことがあるので。

 


【鹿害】
奈良公園界隈は鹿が放し飼いされていることは、昔から知っていることなので意外性はない。
しかし、公園から30分ほど歩いた住宅地にも、普通にいたのはビックリ。
公園から離れた場所なのにフンが転がっていたり。
で、場所によっては「鹿害警戒」などの看板があったり。
奈良では鹿は神の使いだと聞いていたが、神に向かって「鹿害」とは?

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【拝観料】
巡礼したお寺は、拝観料のかかる場所が多い。
ある程度は覚悟していたが、とにかく多い。
5~6軒に1軒はそうだったかな?
他にたくさんミニ遍路を巡ったが、拝観料が必要なお寺は1軒もなかった。
改めて、奈良のお寺の価値にビックリした。


で、拝観料を支払ったのは元興寺のみ。
あとは、門の前で合掌するにとどまった。
本当はすべて入ろうと思ったんだけどね、そのお寺だけが目的でないのに、500円とか600円とかは出せない。
貧乏性といえばそうだけど、お金払ったら払ったでそのお寺をめっちゃ散策してしまうから、時間が過ぎてしまう。

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【ほてい湯】
これは巡礼とは関係ないけれど。
最近の外出のお約束、銭湯めぐり。
巡礼の締めに寄ったのが、京終(きょうばて)駅前の「ほてい湯」。


先週の栄湯とは正反対で、銭湯なのに近代的。
建物全体がとにかく新しく、スーパー銭湯のミニチュア版といったところか。


浴室内は縦長で、浴槽は手前から電気風呂・高温湯・泡風呂・ジェット風呂・蒸しサウナ。
さらに奥の階段を登るとサウナと水風呂。
ここで使われているお湯は人工温泉とのことで、お湯がやわらかく気持ちが良い。
また、客層が他の銭湯よりも断然若い。


銭湯が淘汰されているこのご時世、こんな近代的な銭湯があるなんて。
銭湯って奥深いなぁ、とつくづく痛感した。

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