5月の週末の過ごし方は、ツーリング三昧だった。
6月に入っても週末は充実させたいが、ツーリングばかりではなぁ。
それに、最近ちょっと太り気味だし、運動をしたいところだ。
そこで思いついたのが、「大和北部八十八ヶ所霊場」。
奈良の北部にある、大規模なミニ遍路だ。
いつかは行ってみたいと思っていたのだが、コロナ禍の今なら観光客も少ないだろうし、ちょうどいいチャンスかなと。
お遍路なので金剛杖や菅笠などフル装備で行きたいところだが、奈良の都心部近くを通るし、さすがに目立ちすぎるので最小限に。
装備は数珠ブレスレットのみで、カバンにろうそく・線香・賽銭を忍ばせ、一見してお遍路だとわからないようにした。
詳細はもろもろ長くなるので省略して、いきなり総括。
まず、こんなこと書くと申し訳ないが、お遍路らしくない。
通常、それなりの規模のお遍路では、納め札を納める容器が準備されているのだが、それがあるのが1寺のみ。
また、閉まっているお寺が多かったり、お寺がなく民家隣に祠のみ残っていたり。
当然道標などなく、番号もほとんど書いていない。
悪いこと書いていたら、バチあたりそうなのでこのへんにして。
いい点は、いろんな景色に巡り合えること。
昔ながらの家屋や街並みが残る住宅地や、お寺が密集地まくっている地域。
かと思えば、普通に繁華街を通ったり。
巡礼というきっかけで、見たことない風景にありつけるというのは、やはりすばらしいことである。
奈良を感じるには、うってつけである。
あと5~6回はやらんと結願しないかな?
夏本番になる前にあと1回、秋と冬で2回、できれば年内に巡れたらいいな。