キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

黒潮市場ソロツーリング ~その2~

【海鮮丼】
ひととおり市場を物色してから、いよいよ目的の鮮魚へ。
魚を買ったらその場でさばいてくれるのでそれもいいと思っていたが、それだと種類が食べられない。
なので無難に、「浜丼食堂」で海鮮丼をいただく。
たくさん種類があるのだが、ここは奮発して「踊る車海老 春の黒潮丼」。
別途生シラスをトッピングして、3,000円超え。
ランチとしては高すぎるが、最近飲みに行けていないことを考えたら、痛さを感じない出費である。


海鮮丼は、外にあるフードコートでいただくシステム。
テーブルはそこそこ埋まっており、どうせなら海の雰囲気を楽しみたかったので、テーブルでなく海近くの段差でザコ座りでいただく。


丼はもう、言わずもがな期待以上である。
新鮮で肉厚のお造りを、1つずつ味わう。
全9種類だったかな?ひと口ずつ口の中の味が変わり、感動すら覚える。


メインである車海老は、意外にもじっとしている。
試しにハシでつついてみると、急にビクッと暴れるも、その後は足をたまに動かす程度。
何だか残酷


だなあと感じながらも足をもいで頭をとっていただくと、実がコリコリ固い。
口の中で動くのかな、という期待は裏切られたが、確かな鮮度は感じる。
もいだ頭の触覚が、その後いつまでも動いていたのは少し怖かった。

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ポルトヨーロッパ
その後は周辺を散策。
すぐ隣にある「ポルトヨーロッパ」は入場無料のテーマパークで、家族連れだらけ。
名前のとおりヨーロッパ調に仕上げられた建物はすばらしく、見ていて飽きない。
今はUSJ等の大型テーマパークばかり人気になっているが、このくらいの規模のほうがアトラクションに並ばず入れるし、家族連れなんか逆にいいような気がする。

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【帰路】
黒潮市場を経ってからは、来た道とは違う国道24号を通る。
今回は時間的に厳しいかなと思いながらも、途中の銭湯「栄湯」へ寄る。
こちらの銭湯については、すいません後日別で紹介します。


風呂にあがったのが17時、家にはなるべく日没までに帰りたい。
念のためナビで最短距離を調べて進むが、まあ迷う迷う。
しかし停まってスマホを何度も見るのも時間ロスになるので、とりあえず太陽をあてに方向だけは間違えないようにして進む。


結局ひたすら県道を走ったのだが、逆に渋滞にも合うことなく、いい近道となって帰宅したのが午後7時ちょい前。

 


【総括】
うちから和歌山まで、電車でも車でも行くのは大変。
そんな距離を、バイクで日帰りできんねや、というのが驚きだった。
めちゃくちゃ疲れたけど、思い切って行ってよかったな、というのが正直な感想だ。
距離があったぶん寄り道は少なかったが、結局バイクで走ること自体が楽しいのであまり問題はなし。


道に迷うのは醍醐味だと言いつつも、やはりもう少し迷わない対策はしたいところ。
やっぱりスマホをバイクに固定するべきかな?


まあ、総じて楽しかった。
やはり日常から開放されて非日常に身を置くことは、大事やなあと思う。
コロナだからといって家にこもるのではなく、こうして蜜を避けた外出をもっとガンガンとやっていきたいなと思う。
バイクも車もあるわけやし。