ほぼノープランで六甲山へツーリングに来た、つづき。
六甲ガーデンテラスを後にしてからは、府道に戻らず少し入り組んだ道へ。
先ほどとは違って人やバイクの往来がほとんどなく、道も狭くて秘境感がある。
個人的には、こういう道が大好物である。
で、さらに直進してガレた道を突入すると、さらなる大好物が目の前を広がる。
それは、ケーブルカー駅の廃墟。
2004年から廃墟化したらしいが、存在すら知らなかった。
ケーブルカーがそのまま残り、老朽化こそすれど荒らされた後もなく、廃墟としてすばらしい状態である。
とはいえ、ひとりではあまり突入とかしても面白くないので、外観をしっかり目に焼きつけるにとどめた。
廃駅から道を少し戻ったところにある、「天狗岩」にも寄ってみる。
岩がいくつかあり、そう大きくはないのだが、それよりもそこからの景色が最高!
後で訪問する展望台より、ここからの景色のほうが個人的にはよいと感じた。
ただ、景色がくもっていたことと、先客の2人が岩の上でランチをしていたため、あまり長居はできなかった。
続いて寄ったのが、「六甲山天覧台」。
ここは生きたケーブルカーの終着駅にもなっており、観光バスがこれでもかと密集して停まっている。
そう大きくはないが、ケーブルカー駅の上に展望台があり、オシャレなごはん屋さんもある。
依然下界の景色がくもっているため、あまり長居もせず出発。
山を降りたのが、午後1時ごろ。
遅めの昼食は、大学時代の友人から昔さんざんプッシュされたラーメン「もっこす」の、総本店。
遅い時間なのに行列しており、神戸での人気を痛感する。
店員さんの接客態度はイマイチ、味もひと口目は「あれっ」と首をかしげる。
ニンニクやニラを追加することで味が整ったが、それでもそない行列するほどではないと感じた。
昔いっぺん食べたことあるけど、もっと味が濃かったような・・・
最後は尼崎の大衆銭湯「みのり湯」。
内湯が2つ、水風呂1つに、露天風呂まである。
内湯は気持ちぬるめで、露天風呂はさらにぬるく、ゆっくり長居できる。
最近本当に、銭湯にハマってしまっている。
で、何だかんだで家に到着したのが午後7時。
当初の目的であった六甲山よりも、下界に降りてからの時間が長かったのは予想外であった。
距離としては、ぷらっとツーリングするぶんにはちょうどよいと感じた。
ケーブルカー廃墟みたいに、もっと裏道をあちこち散策してみたいな。
ということで、再訪は大アリ。