【→長尾】
松井山手駅前は店舗がたくさんあり、人通りも車も多く都市感がすごい。
ここからはしばらく、生活圏内というか、目をつぶってでも家につけるくらい土地勘がある。
あえて裏道を探すが、結局バイパス道につながる。
線路沿いに進もうとするも、線路が地下に走っており場所がわからない。
景色に新鮮味がないまま、途中から県道を曲がってひた歩く。
【→藤阪】
昼に近づくにつれ気温がどんどん上がり、はおっていたオーバーを脱ぐ。
今の時期だからオーバーを1枚脱ぐだけで済むが、春にもなれば汗ばんだりするだろう。
やはりこの沿線散歩シリーズ、冬のうちに完結しておきたい。
すっかり見飽きた道は、路肩がなく歩きづらい。
ふだんは車で通ることが多いせいか、通り過ぎる車に最大限の気遣いをしながら進んでしまう。
【→津田】
歩いていると、だいたい1時間くらいでバテる。
一度休憩してからは、そのバテるスパンが少しずつだが短くなる。
なので休憩場所を見つけることが重要となる。
これが田舎道なら最悪道端に座り込んでもいいわけだが、松井山手以降は絶えず人目があるのでこれが難しい。
津田までの道も、例外なく休む場所がない。
足の疲労を感じながら、ちょうど昼飯どきだったので、ひたすら昼食を求めて歩く。
土地勘があるからだいたいどのへんに飯屋があるかわかるが、そうでなければ不安に襲われていただろう。
そんなわけで、到着したのは地元でも人気のラーメン店「津田四川」。
体を動かすと、無性にラーメンが食べたくなるのだ。
が、カウンター席は足を伸ばして休めないし食後長居できないので、あまり休憩に適さないのかもしれない。