キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

年末・道後温泉ツアー ~その5~

西条市でシュールなスポットに時間を捨てた、つづき。

 


商店街を去る午後4時時点で、まさかの宿泊場所が未決。
とりあえず東へ移動しながら、懸命に宿を探す。
いかんせん目的地というものがないので、選定が大変である。
とりあえず「露天風呂付き客室あり」で検索すると、何と高松市の山奥に、素泊まりだがひとり4,000円の宿を発見!
速攻予約し、美馬市で早めの夕食をいただいてから、塩江温泉へ向かう。

f:id:kickboy:20210108234722j:plain

f:id:kickboy:20210108234725j:plain


お宿は山奥にある、古いがなかなか大きな観光旅館。
部屋に入って早速部屋風呂を・・・

f:id:kickboy:20210108234737j:plain


あれ?


どこを探しても、露天風呂がない。
よくよく調べてみると、内風呂に温泉が引かれているだけで、露天はないようだ。
宿が悪いのか、楽天トラベルが悪いのか。
まあ、大浴場の温泉も入れるし、それで4,000円なら文句は言えまい。


温泉に入り、晩酌をして就寝。
さすがに2日目はちょっと早めの消灯となった。

 


3日目。

 


朝食を買うのを忘れていたので、昨夜食べ残したお菓子を代用するという、最終日にはふさわしいグダグダ具合。
出発するも、特に目的地を定めないまま、とりあえず高松市街へ。
こうなることを想定して、観光地も網羅した地図「ツーリングマップル」をペラペラとめくっていると、高松に付箋を発見。
かつて僕が行きたかった、レトロゲームを揃えたお店があり、そこへ向かった。
が、残念ながら閉店。
近くに何店舗かお店があったのだが、いずれも閉まっており、ここに来て年末なんだなあということに気がついた。

 

f:id:kickboy:20210108234801j:plain


そこからは、駄菓子だけで満たされていないお腹を満たすべく、うどん屋を探す。
国道沿いにあるうどん屋は当たり外れがあるので、スマホでお店を探しては向かうが、ことごとく年内の営業が終了している。
もはや方向感覚を失いつつ、懲りずに裏道のうどん屋を探し、ようやく「溜(たまり)」という開店しているお店を見つける。

f:id:kickboy:20210108234811j:plain


寒い中、行列に並んで10分。
いつもどおり大と中を注文すると、ものすごく量が多い!
お店によって、1玉の量が極端に違うというのは、勘弁してほしい。
ちなみにおうどんは、行列ができるのもうなずけるくらい、めちゃくちゃうまい!

f:id:kickboy:20210108234826j:plain

f:id:kickboy:20210108234828j:plain


昼食後はマッサージ屋を探すも、いずれも深夜まで予約が埋まっている。
諦めて大阪に戻りつつ、行き先を模索した結果、決まったのがスパワールド
ここは以前行ったとき、マッサージが空きまくっていたというGORIの判断だ。


予想は的中、すぐに2人分の空きがあったので、1時間の施術を受ける。
それから温泉に入り、外は寒いので館内で食事をとる。

 


ということで、例年どおりグダグダな3日間を過ごすこととなった。
ある程度想定はしていたが、とにかく車内で過ごす時間が長かった。
あと2日目の夕方以降からは2人とも疲労感がひどく、やはり1泊2日が限界だなと感じた。
何だかんだでケンカすることもなく、ヒマすぎて動けないということもなく、グダグダだが充実した時間を過ごすことができてよかった。
とにかく長距離運転をしてくれたGORIには、もう感謝でしかない。