年末恒例の大学の友人GORIとの旅行は、去年も開催された。
コロナのこともあり今年はどうかなあとも思ったが、基本的に車移動であることと、いつも人が密になるような場所には行かないことから、決行することとなった。
午前9時にGORIが我が家にお迎えに来て、出発。
毎年GORIが仕込んでくる僕のテンションを下げる曲を聞きつつ、まずは「淡路ハイウェイオアシス」に寄る。
関西人なら、淡路や四国方面へ車で向かうときは必ず寄る場所である。
ここに寄ると、「よっしゃ今から旅行や！」と旅気分のスイッチが入る。
そこからひたすら高速道路を移動。
それにしても、サービスエリアが少ない。
昼食がてら正午ごろに「吉野川ハイウェイオアシス」に寄るも、あまり名産らしきものがなくパスすると、次に食事のあるサービスエリアに到着したのは午後1時過ぎ。
「石鎚山サービスエリア」の「石鎚焦がしみそらーめん」は、スープがぬるいというラーメンとして致命傷を持つ。
が、甘い味噌の味と麺、具は絶品で、全体的には意外にもなかなかアタリ。
伊予みそが使われているとのことで、一応名産品を食べるという欲求も満たされた。
午後2時半、松山に到着。
宿へのチェックインまでには少し早いので、松山の商店街に寄る。
毎度ながらのレトロ商店街めぐりのつもりだったが、道幅が広くきれいな近代的な商店街である。
こうなっては、逆に寄りたいと思えるお店もなく、ただ練り歩くのみ。
それにしても、商店街とその界隈の栄え具合がものすごい。
もちろん県庁所在地なので当然といえば当然だが、とにかくお店の数というか密度がすごく、圧倒される。
午後4時、今晩の宿「道後館」に到着。
1時間ほど仮眠してから、外を徘徊。
かつて道後温泉には2度来たことがあるのだが、これほどまでに人が少ないのははじめて。
まして年末だというのに。
商店街は基本的に土産屋が多く、初日から寄る気分にもならないので素通り。
そしておっさん2人が向かった先は、商店街から1本外れた小さな建物。
その建物に書かれた文字は、「妖怪ストリップ」。
す、ストリップ？
つづく！
