キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

キックボード青森→宮城(奥州街道)旅 ~外食編~

お待たせしてすいません、ようやく旅の振り返りです。
旅中は早寝早起きがクセづいて、夜は日記を書く元気なく寝てしまっていたので。
ようやく日常の不摂生生活に戻りました。

 


数年前から、旅の夜は積極的に外食をするようにしている。
今回も8泊のうち6泊は外食したかな?


外食の目的は「地のものをいただく」と「交流」。
前者は申し分なく楽しめたが、後者が今回やや少なかったような。
お店は店構えを見て直感で入るようにしていて、今までそこそこアタリを引き当ててきたので、「けっこう目利きできる?」と慢心していた。
が、今回はボッキボキに心が折れた。

 


印象的だった外食を、2つ。

 


1つは旅の初日、八戸市の夜。
ここには「みろく横丁」という、ビルの隙間にある屋台村がある。
けっこう全国的にも、屋台村として有名だそうな。

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ここで食べ歩きをしたのだが、1軒目は全然だったのだが2軒目がよかった。
席に座るや、和服姿の女将さんがほんのり会話をしてくれる。
また、隣に座る人らが、めちゃくちゃ社交的に話しかけてくる。
はじめはオジサン集団だったが、次に新卒生だという若者。
しかもその隣に若いカップルがやってきて、そことも仲良くなる。
まぁ日本酒が進む進む。

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さらに隣の新卒くんと、その後バーへも寄った。
最後に会計したときには、すっかり午前さま。
金額も1万円超えと、おそらく大阪でもそんなに飲むことは少ない。


がっつり楽しめたけれども、当然がっつり二日酔い。
翌朝の午前中は、本当にもう頭ガンガンするし大変だった。
その後2日は、まったくお酒を飲めなくなるほど。

 


もう1つは、宮城県大崎市
1軒目は味がよく店員さんも気さくなんだが、ず~っと常連さんと話をしており、孤独を通り越して屈辱さえ感じた。
店員さんが全員若いからかな?


で、あまりに消化不良なのでもう1軒寄ったのだが、そこはご年配のお母さんがやっており、店構えも昔ながらのおでん屋という雰囲気。
しかしなぜだかやたら飲み物の種類が多く、ウイスキーだけで10種類以上もあり、バーのような品揃え。
まずそのミスマッチさがたまらない。

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ここのお店は何より、お母さんのトークが抜群にすごい!
入店時はご年配の常連さんがいたのだが、常連さんと話しながらも僕の方を見ながらちょいちょい解説をしてくれたり、話を僕にふってくれたり。
で、常連さんが帰ってからはずっと話をしてくれた。
どちらかといえば一方的なのだが、ぜんぜん聞いていて飽きが来ないし、ちゃんとこちらが話す間も作ってくれたり。


とにかく話術に脱帽した。
と同時に、若い店員のお店よりこういう高齢者向けのお店のほうがしっくりくる自分が悲しくなった・・・