キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

天下茶屋レトロ商店街ツアー ~その1~

またかい!
と思われそうだけど、今回はやや予定外の商店街めぐりとなった。


日曜に廃墟仲間と「天下茶屋で昼から飲もう!」となっており、集合が午前12時。
午前中は用事もないし何しよう?
となったときに、ピンときて調べてみると案の定、天下茶屋にレトロ商店街がいくつかある。
そうなれば、もう行くしかない。

 


午前10時過ぎ、天下茶屋駅を降りる。
そこからひたすら西へ歩き、10分ほどしたところに「銀座商店街」のアーケードがあらわれる。
まわりが住宅地に囲まれており、住宅地にぎゅっと詰め込んだような印象がある。

f:id:kickboy:20200714225342j:plain


アーケードに入るや、何ともいえないなつかしいにおいがする。
おばあちゃん家のにおい、などと形容すればいいのかな?
においは特定の地点だけでなく広範囲にわたるので、決して1つの店舗が特別におうというわけではなさそうだ。


商店街は100mほどで、営業しているお店が多い。
そして、どこもレトロ。
よく「タイムスリップしたよう」という比喩表現が使われるが、ここまでこの言葉がハマるのは珍しいのではないだろうか。

 f:id:kickboy:20200714225358j:plain


商店街に入ってすぐ目につくのが、「コーヒーショップ マル屋」。
営業していることが不思議なくらい、とにかく古いたたずまい。
表に出ているメニューでは、コーヒー160円という驚くべく安さ!
さらにカレーが250円だったりと、雰囲気だけでなく価格までレトロだそうな。

f:id:kickboy:20200714225411j:plain


興味アリアリなのだが、商店街に入ってすぐというのと、昼からお酒を飲むのでコーヒーを飲む気分でなかったので、入らずスルーした。
ちょっと後悔・・・

 


数件隣におもちゃ屋があるので、入ってみる。
まぁあるわあるわ、古いおもちゃの数々。
ただ古いものばかりあるのではなく、最新のおもちゃも混じっているというのが面白い。
自分が幼少のころにあったおもちゃもあれば、平成初期のものもあり、見ているだけでいろんな時代にトリップできるのだ。


いいモノがあれば本気で買うつもりだったが、残念ながら見つけられず。
奥にはおもちゃが積み上げられているので、1つずつどかしながら見れば何かしらあるのかも知れないけれど、そこまでするつもりはない。
ゆっくりおもちゃを見ていても、イヤなそぶりもせず、まったく干渉もせず、快適な距離でいてくれる店員さんの対応もうれしい。

 f:id:kickboy:20200714225429j:plain


つづく。