キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

リトル沖縄ツーリング&散策 ~その1~

廃車寸前の愛車BW's100を見事に生還させた、といえば過言のようだが、僕にとってはそのくらいのインパクトであった。
そんなバイクの恩人まこっちゃんと、土曜は大正区へツーリングに向かった。
BW's100にキャリアをつけようという話から始まり、週末に会おう、どうせなら昼食とろう、大正区沖縄そばはどうかろう、と派生したのだ。
ちなみに大正区になったのは、前回僕がブログで「行きたい場所」とあげていたことと、まこっちゃん大正区にあかるいことから決まった。


午前10時、まこっちゃん家に集合して出発。
そういえば、人と走るのって久しぶりかも。
都心部に向かって走ることをツーリングと呼んでいいのか?と思っていたが、ひとりで走るのとはいろいろ走り方も変わってくるので、十分その気分になる。
また、都心部へバイクで行くという行為そのものが、本当に久しぶりである。


修復後のBW's100は依然、順調。
前はエンジンが温もると不具合が出ていたが、いくら走っても、上り坂にさしかかっても、いたって健全である。

 

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1時間ほど走り、大正駅へ到着。
そこから向かったのが、高架下の沖縄料理店「いちゃりば」。
まこっちゃんいわく、ここがいちばん本場に近い味を出すお店だそうな。

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お店に入るや、すっかり沖縄の雰囲気が漂う。
メニューももちろん沖縄料理一色で、まったくもって妥協がない。
昼から沖縄そばだけでなく、一品を注文できるというのがうれしい。
もちろんお酒も注文できるのだが、バイクで来たので飲めないというのが悲しい。


まずはソーキそばをいただく。
これこれ!
ひと口食べるごとに、かつて沖縄に行ったときのことが回想される。
回想というのはもちろんキックボードで沖縄に行ったときのことで、毎日お昼は沖縄そばをいただいていた。
何食食べたも飽きず、また沖縄独特の島とうがらしは僕のニガテな泡盛の匂いがするのだが、これがなぜだかそばとバッチシあう!

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あとはゴーヤ天ぷらをはじめ、いくつか単品をいただく。
沖縄料理はニガテ・・・なはずだが、ニガテなゴーヤも苦味がちょうどよい。
すっかり全身が沖縄に飲み込まれてゆく。
そのままオリオンビールに溺れたいなぁ~、という願望だけは、心を鬼にして禁止した。


食後はお店に併設した物産展へ。
「ここ沖縄?」と思えるほど、たくさんの沖縄の物産が揃う。
もうこのお店があったら、沖縄行かんでええやん!
というのは極論だが、沖縄気分は存分に楽しむことができる。

 


いや~、満足満足。
とここで終わるのかと思いきや、「商店街を案内する」とまこっちゃんに連れられ、バイクで5分ほど移動。


というわけで、続く。