キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

相棒復活!

バイクをハンターカブに買い換えよう!と先日ブログに書いたものの、実は本腰ではない。
やはり、愛車BW's100への未練は強い。
久しぶりに土曜日にエンジンをかけて走ってみたが、未練は確定的であることを実感した。


そんな矢先、前回の日記にコメントをくれたのは、地元の飲み仲間・まこっちゃんだ。
「いっぺん整備してみよーよ」との打診。
僕が何かしら困っていたり、興味があるものの着手しかねているとき、絶妙なタイミングで手を差し伸べてくれるので本当にありがたい。

 


で、日曜日。
まこっちゃん家に行き、早速BW's100をバラしてもらう。
ネジを3本抜いたら不安になるメカオンチな僕としては、次々にバラされるバイクを見ては、まるで魔法を見ているような気持ちになる。
お願いしっぱなしだと申し訳ないな、と思いつつ、何か手伝おうにも何をしたらよいかわからず、変に手を出して邪魔になってもと思い、ただただ申し訳なさだけを感じてしまう。

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わからないながらも、やっている工程はすべて見ることを心がけた。
途中、ボルト?が回らなかったり、部品が外れないなどの場面があった。
僕だったらそこで諦めてしまうな、というところで、何とか知恵を捻出し、あらゆる道具を使って解決していくさまは、それこそ魔法。
本当に、ただただすごい。

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で、おそらく不調の原因であろう箇所を見つけてもらった。
ちゃんとバイクのことをわからない僕のレベルにまで下がって、わかりやすく説明してくれる。
それでも100%理解できたとはいえないが、確かに変なキズ跡がついていたり、形状がややいびつになっていることはわかる。
こうなると、前回修理を依頼したバイク屋さんは、なぜこれに気づかなかったのだろうか・・・などと思ってしまう。
まぁ、確かにわかりにくい箇所だとは思うんだけれど。


部品にヤスリをかけてもらい、バラした部分全体をパーツクリーナーで洗浄(オーバーホール?)してもらい、作業は完了。
油まみれになったまこっちゃんの手を見ると、本当につくづく申し訳なさを感じる。


その後、軽く試乗。
治ってる!
BW's100のウリであるスタートダッシュを、何年かぶりに体感できる。
何より、急坂を登れないというバイクとして致命的な症状が治っているのは感動である。


試乗後に、まこっちゃんと談笑。
まこっちゃんいわく、あくまで今回のは応急処置だということ。
治ったからバンザイ!ではなく、また不調になることはある。
また、今後も乗るなら今回の箇所だけでなく、他の箇所もメンテナンスが必要になってくる。
2ストが製造されない今、次第にバイク屋での修理も難しくなるし、今後乗り続けるなら少なくとも今日やった駆動系の箇所は自分でメンテできる知識は持ったほうがいい。
今後もずっと乗るか、しばらく乗って手放すかの決断は近いうちにするべきだろう、とのこと。


ううむ・・・
気持ちとしては、もちろん乗り続けたい。
でもメンテの部分というところがやはり不安である。
ニガテ意識だけで拒否はいけないことだが、実際そのニガテが原因でモトクロスを卒業することにもなった実績があるし。
まぁ、もしメンテするときは立ち会ってくれるとは言ってくれているので、それがあれば大きな懸念は不要なんだろうけれど。


というところで、やはり決断は今すぐは難しい。
少なくともハンターカブは1年くらい入手困難だろうし、1年は様子を見たいと思う。

 


ややネガティブなことも書いたが、バイク屋に何件も断られ絶望していたところ「治る」ことを示してくれたことが、本当にありがたい!
まこっちゃん、本当にありがとう!
またいつか、GEARとツーリング行きましょう!