旅行先にもかかわらず、いつものノリで飲み明かした翌日のお話。
午前7時15分に起床し、やや痛む頭を抱えながらも朝食をいただき、少しダラダラして午前8時半に出発。
いよいよこの旅のメインである、日生へ。
昨年から無人駅となった日生駅の駅前は、人がまばら。
あれ、ここまでさびれてたっけ?
歩いて10分ほどのスーパーで買い出しをしてから、五味の市へ。
五味の市とは、主にカキを販売している市場である。
そこから道をはさんだところにBBQ場があり、買い込んだカキや食材を焼くというシステムだ。
五味の市には人がいっぱいで、車も渋滞。
さっきの駅前の閑散さは、幻だったのか?
10箇所ほどあるカキの販売店があり、どこも基本的に値段設定は同じなんだが、なぜか迷ってしまう。
結果として、若い店員さんのお店を選ぶあたり、しょせんオッサンである。
そしてBBQ場へ。
五味の市に寄る直前に下見したときはほとんど待ちなし状態だったが、5分ほどの待ち。
どうやら時間が経つにつれ、どんどん人が多くなるようだ。
というか、そもそも午前10時半の時点で広い会場がほぼ満席て!
着席してからは、ひたすらカキを焼く。
途中、爆ぜてカキ汁が飛び散りまくる。
カッパを着ている人が多かったが、そういうことらしい。
途中でカキの味に飽きないよう、事前に調味料も準備してきた。
しょうゆにポン酢、スコッチ、チーズ、オリーブオイル、バジル。
特に今回やりたかったのだ、オリーブオイルとチーズをかけ、バーナーで炙ってバジルをかけるというイタリアンな食べ方。
これは以前ここに来たとき、隣の席の人がやっていた食べ方である。
当然、めちゃくちゃうまい!
今回カキ以外でよかったのが、スーパーでたまたま買った「さつまクイン茸」。
見た目は舞茸、食感がしめじに近い。
これをバターでホイル焼きしたのだが、これが絶妙にうまい!
こうしてカキ以外の食材を用意したのも正解である。
寒さに耐えつつ、カキの爆ぜに苦悶しながらも、あっという間の90分。
せめてあと30分は欲しいなぁと思いながらも、受付を見ると会場の外にまで長蛇の列!
早めに移動しておいてよかった。
そんなこんなで、昼過ぎに日生を発ち帰宅。
今回よかったのは、前日入りできたことと、台車があったこと。
次回に生かしたいことは、カッパまたは不要な服を持ってくること。
結局次回の廃墟の話なんてまるっきり出てこなかったが、純粋に赤穂の夜と日生のカキを楽しめたので、十分満足である。
終わり。
のはずだが、実は少しつづく・・・