キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

体調不良に想う

体調不良で、昨日のお昼から仕事のお休みをいただいております。
そんな奴がこれを書いているということは、まぁそれなりに快復したという証です。
本当は昨日の朝の時点で38度近くまで熱があったんだけど、どうしても引き継ぎにくい作業がいくつかあったんで、何とか無理やり午前中がんばったわけで。


で、その昨日の朝に感じたことがある。
前職までだったら、38度くらいまでなら会社行くことを迷わなかっただろうな、と。
何なら今日だって、前職までならフラフラになりながらも仕事していただろう。

 


前職は制度がひどかった。
「前日までに申請しないと有給が支給されない」なんて説明をされた。
つまり、当日の朝に体調不良であっても、それは有給として認められないというもの。
そんなアホなことあるかという決まりであるが、そう説明されたものだから、当日体調悪くてもがんばるしかない。
体ガクガク・視界が黄色く見えるまで仕事して、ようやく翌日の有給申請して家に帰れば40度なんてことも複数回あったっけ?


原因はそれだけでなく、純粋に人数が少なかったこともある。
仕事をまったく引き継げないわけではないが、繁忙期なんて個々がギリギリまで残業して働いていたもんだから、休める余地などあるはずがない。
もっといえば、体調不良を訴えたときに「元気そうやないか」と信じられない言葉をふっかけるクソバカ上司も原因である・・・この言葉は一生忘れられない。

 


さらにもう1つ前職は、もうひどいなんてものではない。
「休むなら必ず病院の領収書もらってこい」と脅された。
まぁこれは病気とか以前に、飛び込み営業だったもんで、「ズル休みは許さんぞ」という意味なんだが。


そもそも、「成績も上げん奴が体調不良で休むな!」「健康管理できてへんお前が悪い!」と、言葉こそかけられていないが、それとほぼ同等の威圧があったのだ。
今でいうパワハラとかブラック企業とかそのへん。
業種とか時代とかもあったんやろうけど。

 


こんな経緯があったからこそ、朝に体調が悪くても未だに迷ってしまうわけだ。
少なくとも今はしっかり休める環境があるわけだし、体調悪いときくらいは無理せずしっかり休むようにしたい!
と思いつつ、やはり次回も迷うんだろうなぁ~。
これもジャパニーズビジネスマンの悪い性か・・・