お酒をガマンしよう、という週初めの誓いが水曜に崩れたことは、先日お伝えしたとおり。
それどころか、金曜は僕発信で飲みに行くことになった。
ホンマどうしたんやろ・・・
いっしょに飲みに行ったのは、先週金曜にも会ったあつし君。
とりあえず「金曜に飲む」ということだけ決めていて、どこで何を飲むかはノープラン。
直前まで迷って向かった先は、守口の土居駅。
あつし君と共通して楽しめそうな、立ち飲みめぐりをしようと思ったのだ。
合流のしやすさから守口を選んだわけだが、飲み歩いたこともなく、今後飲み歩くきっかけもないだろうと、土居を選んだ。
1軒目は駅前すぐの「立呑処 福の家」。
生ビール330円をはじめ、リーズナブルな肴が揃う。
常連さんが多いのかな?奥ではママさんとお客さんがにぎわう。
それでありながら、きっちり僕らにもまんべんなく気を配れるさまがすばらしい。
昭和テイストの古めかしい雰囲気もよい。
2軒目は商店街にある「立ち飲み 得一」。
20人ちょっと入れる長めのカウンターを進むと、壁全体に張り巡らされているメニューにまず驚く。
そして値段の安さにさらに驚く。
さらに他店には見られないオリジナルな一品が多いことに驚く。
どのお客さんにもハイテンションで絶妙な返しをくり出すママさんの個性は強烈で楽しい。
もちろん他の店員さんも同じく愛嬌がいい。
オリジナルメニューを積極的に頼んでみたが、いずれも絶品!
食材も調味料も、一般家庭で使われているようなもので、珍しさはない。
にもかかわらず、それらを絶妙に組み合わせることで、めちゃくちゃうまくなる。
料理の妙をまざまざと見せつけられた。
結局ラストオーダーまで居座ってしまった。
立ち飲みでひさびさの大当たり、ここはすばらしい!
まだ時間があったので、3軒目は角打ち「(有)伏見屋商店」。
お酒の販売ブースの横にある扉から店に入ると、立ち飲みできる状態になっている。
角打ちということもあり、フードメニュー自体はそんなに多くはないが、缶詰や珍味が充実しているのがうれしい。
お酒の安さは言わずもがなだが、厳選された日本酒が安く飲めるのがうれしい。
少量からの注文もできるし、わざわざマスターがお酒をつぎながら、そのお酒の情報をいろいろ教えてくれる。
あと個人的にテンションが高まったのが、ここで置いている生ビール。
アサヒなのだが、スーパードライではなく、その前身であるビール。
かつて神戸でたまたま見つけたことがあるのだが、これを置いているお店というのは本当に珍しいのだとか。
味はホップの香りが抑えめで、麦芽の甘さを存分に楽しめる。
アサヒのビールはあまり好きなほうではないが、これだけは別格。
このお店も、大当たり!
ということで終電まで飲んだわけだが、とにかく当たりまくりの飲みとなった。
都会でオシャレなお店を巡るのも悪くはないが、やはりこういう下町で名店を巡ることが個人的に大好きである。
また土居に来たいな。