月曜は有給をとって3連休。
先日から調べまくっていたミニ遍路をするべく、車を西へと走らせた。
えらいもんやね、何と10か所も見つかった!
昔の日本における、四国遍路の存在感の大きさをまざまざと感じられる。
とにかく、ミニ遍路のくだりは別のWebサイトで紹介するとして、ドライブの状況をダラダラと書き連ねておきます。
【1日目・午前】
朝8時半に出発し、まずは西へ。
ミニ遍路を10か所もピックアップしたはいいが、実は巡る順序は決めていない。
とりあえず近場からということで、3時間かけて神戸市北区の「無動寺」へ。
案内の石碑が新しくきれいだったり、裏山に続く山道の巡路はきれいにされていたりと、しょっぱなから大当たり!
実に幸先がよい。
【昼食、道の駅】
次の場所へ向かうべく進路を西に進んで1時間、お昼時だったので「道の駅 淡河」の食堂へ。
地元産の十割そばをいただいたのだが、もっとガツンとそば粉の味を楽しめるかと思いきや、よくかんでほんのり風味がする程度。
いや、僕自身あまりそばを食べ慣れていないから、実はこれが本来のそばの味なのかも知れないが。
【午後】
食後、外で何げに近所の案内看板を眺めていて、思わず目を見開いた。
近くにミニ遍路を備えたお寺があるらしく、ネットでも調べられなかった場所である。
こんなこともあるのかと驚きつつ向かった「石峯寺」のミニ遍路は、さまざまな景色を楽しめる境内周遊コース。
もう1か所の鏑射寺は、石仏が横並びかつ縦2列に並んだ、お砂踏みのようなもの。
他のお客さんはいなかったものの、庭を業者が手入れしていて、業者さんの視線の痛いこと。
ミニ遍路の巡礼とはいえ、ちゃんと白装束に金剛杖というスタイルだからね。
【温泉】
初日の宿が安宿なので、巡礼は早めに切り上げ温泉へ。
「北神戸ぽかぽか温泉」はスーパーなどが併設する商業施設ながら、泉質が有馬温泉と同じで意外に本格的。
露天風呂がほんのり空が見える程度というのは残念ながらも、とにかくお湯が気持ちよく2時間居座った。
【宿】
宿は何とびっくり、ラブホ跡。
原色のネオンが光る入口、駐車場にあるビラビラのやつ、フロント横にある部屋選択パネル、部屋上部にある空室を知らせるライト。
もちろん室内も、いろんなモノを売っている冷蔵庫(中を空に改造済)、枕元で照明や有線を調整するボタン、壁に特大な鏡(ベニヤとカーテンで目隠し済)など。
使い古されたベッドやソファーでは、いろんな人がいろんなコトを・・・と、想像したくもない映像が頭をよぎる。
一方で人間の愛憎が交錯するこの空間に、えもいわれぬ不気味さも感じる。
気分を紛らすためにテレビをつけると、まさかの「世にも奇妙な物語」・・・
ある意味で、いい意味で、期待はずれの宿であった。
※念の為お断り。
決して女性とラブホに宿泊したのではなく、ガチでラブホ跡のビジネスホテルです。
つづく。