キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

極上!祇園飲み

先週金曜日は徒歩くんと京都で飲んだ。
いけないことだが、仕事の合間から妙にテンションが高かった。
何だろう、京都へ行く前は必ずこうなってしまう。
近いんだから普段から行けばいいんだけど。


午後7時に合流して向かったのは「遊亀 祇園店」。
店内には1品ずつ書かれたメニューがこれでもかというほど張り巡らせており、昔ながらの大衆居酒屋といったいでたち。
テーブルにあるメニューも手書き風で、本日のメニューだけでもかなりの量がある。


食べ物は魚を主体に注文。
お造りはとにかく新鮮!
鮮度のよい居酒屋は数あれど、その中でも特に強く鮮度を感じた。


飲み物ははじめの2杯はビールだったが、早いタイミングで日本酒に移行。
というのも、この店は滋賀県にある「金亀酒造」の直営店ということもあり、日本酒のメニューが豊富。
銘柄が多いのではなく種類が多く、精米歩合別に「40」「50」「60」「70」「80」「90」「100」とあったり、しぼりたて・にごり・ひやおろしなどもあったり。
いずれの酒もうまいし、同じ酒造でもこんなに味が違うのかと感動する。


ええ肴をつまんでええ酒を飲めて、しあわせ!
これが今回、互いに何度も口にしたキーワードである。
何も考えずボウフラのように生きているつもりであるが、振り返ったら社会人になって、それなりに辛い思いはしてきた。
会社を辞めたくなるなんて数知れずだし、自暴自棄になったり泣き出したときもあった。
しかしそれを耐えてこその今があるわけで、こういうしっかりしたお店で酒を交わすことができている。
しみじみ。


いかんせん日本酒主体のお店、早い時間から日本酒に手を出してしまったので、途中から酒が回る回る。
気がつけば閉店の午後10時となった。
もちろんこのまま帰るわけはなく、2人の聖地「Frontier bar」へ。
マスターには春先に少しお世話になっていながら、なかなかお礼が言えずだったのでまず一例。
他の常連さんを相手しつつも、こちらに気を遣ってくれるあたりはさすがである。


ここでは飲んだことないスコッチを2杯、いつも以上に早いペースで空けた。
最後は終電を軽く過ぎた時間に終了。


毎度ながら、満足度の高いお酒をいただきました。
今年もう一度くらい行けたらいいな!