最近は旅において、地産グルメを意識的にいただくことにしている。
さすがに毎日コンスタントにありつけるわけではないが、今回もいくつか楽しめたので紹介。
【しじみラーメン】
しじみといえば島根の宍道湖を連想しがちであるが、青森も有名だそうな。
漁獲量でいえば、島根が1位で青森が2位。
そんな青森でもしじみ漁がさかんな十三湖のほとりにあるお食事処「和歌山」で、このお店が発祥だというしじみラーメンをいただいた。
しじみラーメンにも2種類あるのだが、ここは奮発して特製を注文。
写真なんかではどんぶり3分の1ほど、大粒のしじみが詰められている。
が、いざ到着すると「これホンマに特製?」と疑うほど、小粒のしじみがどんぶりの4分の1ほど。
さておき。
スープは当然ながらしじみの味がしっかりで、ついつい麺より先に飲み干してしまいそうなクセになる旨味。
麺は中細縮れ麺が使われており、細いながらも噛みごたえがある。
お盆シーズンは大盛りを注文できなかったが、意外に麺がボリュームあって十分であった。
【味噌カレー牛乳ラーメン】
ラーメンが続きますが、こちらも青森名物だという、味噌カレー牛乳ラーメン。
特に有名という「味の札幌 大西」は、平日だというのに午後1時を過ぎても10人の待ちが出ている。
ラーメンの説明は、もう名前で判断いただきたい。
これにバターが乗っているというのが、一層デブを誘惑する。
さらに具合として、もやし・メンマ・わかめ・チャーシューが乗っている。
よほどコッテリしているのだろうとスープをすすると、意外にサラサラ。
警戒していた乳くささが一切なく、クリーミー感がスープの味をうまく引き立ててくれる。
で、スープを飲み終えた後に、カレーが喉をピリピリと刺激してくれる。
こう書くとバランス良いように見えるが、個人的には調和というより互いの個性がケンカしているような印象である。
具材もちょっと多すぎて、ひと口ごとの統一感がない。
麺は太めで、しっかり食べごたえがある。
何だかんだで全体的にはおいしくて、極度の空腹時には最高の一杯であろう。
【サメ】
たまたまスーパーで見つけたもの。
そういえば、どこぞの番組で「青森ではサメを食べる」とか紹介していた記憶が、うっすらと蘇る。
厳密には、アブラツノザメという種類らしい。
身はしっとりとしていて、魚くささがない。
中途半端な焼き魚よりははるかに食べやすい。
写真は食べかけだしほとんど身が写ってなくて、ごめんなさい。
【りんごジュース】
わざわざピックアップしなくても、と言われそうであるが。
濃縮還元ではなく、ストレートの100%果汁モノが何種類もあるのでうれしい。
濃縮還元のような過剰な甘さがなく、サラッサラで飲みやすいので、運動後には最適である。
りんごサイダーも、ただ香料で誤魔化したものではないのでうまい。
【カランカランアイス】
ババヘラの青森版。
シャーベット状でシャリシャリしていて、ノドが乾いているときは最適。
これで150円て、ちゃんと利益あるんかなあ?