キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ウチキ

金曜日は会社の歓迎会があった。
最近は会社の人と飲む機会は増えたが、部内全体の飲み会は久しぶり。


どうも最近の傾向として、部内で飲むときにまわりに順応できていない自分に気がつく。
仕事で仲間外れにされているとか、そんなんではない。
でも何だろう、この自閉気味なクセは。
数年前までは、こんなこともなかったのに。


この飲み会で、1つ心に響いたことがある。
ある人から
「週末何してるんすか?」
と聞かれ、
特に決まったことをしているわけではない、
と答えると、
「何かもったいないですね」
と言われたこと。


そう、もったいない。
少なくとも30代のころは、週末の予定を必死になって入れていて、「週末を家で過ごすのが久しぶり」なんてこともよくあった。
なのに何だろう、今のこの何もなさは。

 


そんなネガティブまみれな1次会が終わり、帰りにふらっと京橋へ。
向かった先は、すっかり飲み会の2軒目の定番となっている「山ちゃん」。
相変わらず顔を覚えていてくれて、「もっと早く来たら変な客いたのに」といつもよりやや感情が高ぶっているマスターが珍しかった。
どうやら、まわりにわけのわからないからみ方をする客がいて、最終的にはマスターと常連さんとで追い払ったとのこと。
ただでさえネガティブな状態なのに、そんな客と遭遇していたらどうなっていたことか。
まあタイミングがよかった。


カウンターは常連さんが和となり話していたので、たまにしか来ない僕は入れず。
それでも、ちょくちょく話しかけてくれるマスターに救われた。
こういう、誰にでもどんなタイミングでも話しのできるスキルを身に着けなければいけないな。


そんなこと感じていたときに、たまたま隣に新規のお客さんが来たので、それとなく話しかけてみた。
すると、いろいろ意気投合するところがあり、えらく盛り上がった。
どちらかといえば聞き役にはなったが、話の引き出しを開けてみると、いろんな話が出てくる。
ううむ、僕もまったくできないわけではないらしい。
相手への好奇心とか、そのへんが欠落しているのかも知れない。

 


ということで、最後の最後で楽しくなったので、後味よく終了。
もっと社交性を磨いて、どんな飲み会でも終始楽しめるようにならないとイカンね。