キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

グッバイ同志とひとり酒

昨夜は職場の送別会。
僕が入社してからいたベテランさんで、プライベートでも何度か飲みに行ったことがあるので、やはり悲しい。
本当なら翌日が祝日なので他のプライベートな飲み会をしたかったが、やはりこちらを優先するべきだと理性が働いた。


飲み会はまぁ、ぼちぼち。
基本、会社の飲み会ではあまりしゃべるほうではないが、後半ちょっと声を張っていた。
自虐ネタというのは鉄板でウケるのでうれしいのだが、後日冷静になったときに虚しさを覚えるのがちょっとヤダ。


また主賓とは、後半お話した。
次の仕事はまだ決まっていないそうだが、業界を変えるという発言には、他人ながらも不安を覚えた。
若いならまだしも、今から未経験で働くとなると、勉強にも時間がかかるし、就職活動となるとかなり狭い門をくぐらないといけない。
部外者の僕が口出しすることではないけれど、まずは今の業界から手当たり次第あたってみたほうがいいのになと感じる。

 


2次会もあったのだが、ちょっと思うところがあってパス。
時間はまだ午後9時前だ。
いつもなら地元のバーに行くのだが、閉店してしまったので京橋へ。
先日、常連扱いされてうれしかったという単純な理由で「山ちゃん」に向かった。


「あっ今日は1人?」と、やはり覚えてくれている。
お店は休み前ということもあり、ほぼ満席。
たまたま1人分空いていたので助かった。
さすがにおなかいっぱいで食べ物はあまりいただけなかったが、鮮度抜群のお造り盛り合わせ、ダシ味が絶妙の土手焼きをいただいた。


しばらく1人でしっぽりしていたが、お店が落ち着いたころにマスターが話しかけてくれる。
僕のことを「交野のお兄さん」と呼び、何と僕の住んでいる場所まで覚えてくれている。
さらに交野というキーワードから、横にいたお客さんとも話がはずむ。
ほんまこのお店、たまらん!
さらに後から来た70歳のおかあさんとも話し込み、気がつけば午後11時半。


時間を忘れて1人で飲めるお店なんて、なかなかないので貴重である。
実はバーにでも行って、あわよくばな出会いを期待しようかとも思っていたのだが、この日に関してはこのお店でよかったと思う。