京橋でひとりカラオケ&飲みを過ごした、つづき。
少ししてあつし君から連絡が来て、すぐさま合流。
「何か珍しいものが食べたい」ということだったので、最近よく足を運ぶ「山ちゃん」へ。
木曜で天気もすぐれず、駅から少し離れているという立地だというのに、ほぼ満席というのはさすがだ。
何とか2人分の席を確保できた。
驚いたのは、マスターが僕の顔を見るなり「おう、久しぶり!」と言ってくれたこと。
確かに過去4回来ているが、直近でいえば去年の11月と12月に1回ずつ、それ以前は1年以上前のことである。
それでも覚えてるって、すごすぎるやろ。
もちろん人ちがいという可能性もあるが、「年末以来来てくれへんねんもん」という話のくだりから、やはり認知をしてくれていると思われる。
メニューは期待どおり、珍しいものが複数ある。
「あんこうの胃袋」という今までまったく見たことないものをはじめ、数種類をいただく。
いずれも味付けや添え物の相性が抜群で、いいビールのアテになる。
残念ながら、飲むことと話すことに専念しており、一品ずつの名前をすべて覚えていない。
この日のあつし君は、いつになく酔っているように感じた。
別で飲み会に参加していたということもあるが、会った時点で僕が1杯しか飲んでいなかったので、酔いに差があったためかも知れない。
話題はいろいろあったが、「仕事のやり甲斐って何?」というテーマが印象的であった。
やり甲斐という意味では前職と今は雲泥の差を感じている僕であるが、いざそれを言葉にしようとすると、なかなか具体的に表現できない。
少なくとも、1つのプロジェクトを自分で提案し、自分でスケジューリングして仕上げるまでのプロセスには、やり甲斐を感じたりするものだが。
あとは、ひとりで飲みに行けないというあつし君に、ひとり飲みのよさを懸命に伝えた。
といっても、これも具体的に「こう!」というものではなく、人それぞれ楽しみ方があるので表現が難しいのだが。
ただ、まわりのお客さんと自然に仲良くなれることは共通して楽しいことだろう。
そんなこと言っているうちに、最後のほうは背面にいたおじさん2人と意気投合して談笑。
一見コワモテな方々であるが、お酒を飲むとフラットに笑い合えるというのは、やはり醍醐味といえる。
早めに帰るつもりだったが、電車に乗ったのは午後11時半過ぎ。
今だからこそ言えるが、翌日は仕事中もう辛くてたまらなかった。
やはり平日に飲むのはキツいな、といいながらも、ちゃんと早めに切り上げられるようになったらアリかなと思う。