ひたすら体を酷使し、ヘロヘロのままゲレンデを下りたつづき。
夕食まではフリータイム。
団体で集まっていながら、こうしたフリータイムが随所にあるというのが、この会のステキなところだ。
汗を洗い流すため、まずはお風呂に向かう。
外湯に入るという選択肢もあるのだが、宿にある内湯が外湯と同じ成分の温泉とのことなので、内湯へ入る。
外湯と違い、まわりに気を遣ったり、洗い場が空くのを待ったりしないでいいので、非常に都合がよい。
団体行動ではないながらも、やはり何人かは行動を共にする。
ということで、風呂上がりは5人と子ども1人で、近くのバーへ向かう。
他のお客さんが全員外国人という、見事なアウェーっぷりが野沢温泉の面白いところだ。
みんなで写真を撮り合っていると、隣の年配外国人さんが声をかけてくれた。
言葉はサッパリ聞き取れなかったが、雰囲気だけで「写真を撮ってあげる」と言ってくれていることがわかる。
こういう、何気ないコミュニケーションも楽しい。
そして夕食は、お宿の食堂で。
見た目こそ豪華ではないものの、一品ずつがおいしく、ごはんも食べ放題なので満足だ。
みんな酒好きなのにビールを注文しないのは、部屋に大量のお酒が待っているせいだろう。
食後は再び、フリータイム。
午後8時までということで、もうひとっ風呂にもバーにも行ける時間がある。
にもかかわらず、僕が選んだのは、部屋での仮眠。
さすがに午前2時から起きて、さんざんスキー滑って、バーでお酒を入れた後に夕食で満腹となったら、起きていられない。
寝相が悪く、ヨダレを大量に流しているところをみんなに見られて大恥をかきながら、何とか目覚めて宴の場へ。
というところで、つづく。