キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

年末・大阪ミステリーツアー2017 ~その1~

まだ新年の雰囲気が残るこの時期に、昨年末の話とは恐縮である。
どうしても書き留めておこうと思って。

 


10年間続いた恒例行事が、ついに途絶えることになりそうだ。
そんな絶望感を感じていたのだが、12月の最終週に急遽「やっぱりどっか行こう」とGORIから連絡があった。
完全に諦めていただけに、うれしさもひとしおである。


そんなわけで、年末恒例のGORIとの会合が、またしても実現できた。
4年前からは1泊旅行をすることにしていたが、今回は久々に日帰り。
行き先をいろいろ考えたが、結局のところは5年前までと変わらず、新世界となった。

 


待ち合わせは新今宮へ午前10時、のはずだったが、1時間遅れの午前11時。
というのも、前日にGORIがギックリ腰を起こすという、まさかの自体に。
時間が遅れるのはいいが、サポーターにさらしをグルグル巻きにしたGORIの、何とも無残なことか。
僕も原因不明の腰痛で悩まされていたが、非ではない。

 


まず向かったのは、大阪で、いや日本でも最もディープな場所、A地区。
「販売してはいけないモノ」と聞いて思い浮かぶほとんどのものが、路上で堂々と販売している場所である。


といっても、それはすっかり昔の話。
かつて繁盛していた露店はすっかり姿を消し、ただ普通に人通りの少ない道となっていた。
何かしら面白い光景を期待していただけに、ただただ肩を落とす。
そう思いながらも、1泊1,000円で宿泊できる安宿が並ぶドヤ街の光景は、他ではお目にかかれない貴重なものである。

 


昼食までには時間があるので、さらにぶらぶらと歩き、今度はT地へ。
たくさんの“料亭”が並ぶ場所である。
ただしここも、飽くまで雰囲気を楽しむため。
“料亭”に入るお金も惜しければ、僕がちょっとニガテなのでゴメンしたのだ。

 


まだ序章だけれど、つづく。
伏せ字や隠語が多くてごめん、やっぱりそれだけ危険な場所なのだ。