キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

同窓海物語 in 加太~エピローグ~

どっぷり1日を堪能した加太旅行、つづき。


翌朝、みんなが目覚めたのは午前8時。
「6時には起きるぜ!」「いやいや5時には目覚める!」と寝る前に話していたが、さすがに深酒した翌朝に叶うはずはなかった。
まぁ、たぶん早く起きたけれどみんな寝てたので遠慮していた人もいたんだろうけれど。


目覚めるとすぐ、朝食の段取り。
朝食のメインおかずは、恐縮ながら僕が担当。
しいたけとサラミのオムレツ。

・・・なのだが、フライパンに卵がこびりつき、うまく巻けない!
中身半生のトロトロを作りたかったのだが、結局は表面焦げ焦げの卵焼き風になってしまった。
元オムライス屋バイトとして、こんな屈辱はない。
それでも「おいしい!」と食べてくれた仲間には感謝だ。

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食後しばらくダラダラしたが、いずれ手持ち無沙汰になり、いつしか帰り支度をすることに。
無料でお借りした保養所、「来たときよりも美しく」というボーイスカウトばりの合言葉を抱き、しっかり掃除・洗い物を片付ける。
おのずと仕事を探し率先して動くさまは見事で、3人とも女子力が高い。


まっすぐ帰るのもさびしいので、和歌山ラーメンを食べに行こうということになった。
本命の井出商店は長蛇の列。
外へ出るだけでもおっくうな猛暑の中、待つ気力もなく急遽スマホでお店選び。
ようやく見つけたのが「○京(まるきょう)」。
一見してラーメン屋に見えないたたずまいが、穴場的で期待がふくらむ。

普通盛りで600円ながら、チャーシューが丼の半分以上を覆っており割安感を覚える。
といっても僕は大盛り700円を頼んだのだけれど。
スープは見た目ほどこってりしておらず、醤油の味がしっかり効いており、かなりクオリティが高い。
テーブルにある「中華そばタレ」で、味の濃度を足せるのもありがたい。

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・・・というところで、これで本当に終了。
家に帰ったのが午後2時と早いのもありがたい。
正味1日半足らずだったのに、3日ぶんくらい遊んだ満足感がある。
4回に分けて書いたこの日記も、本当はもっとがっつり書き足したいことがたくさんあるし。

年内にもう一度、ぜひとも寄りたいところである。
いや二度でもいい、名前どおりしっかり「保養」するには申し分ない場所である。