キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

イオナズン

とんでもない勢いの突風に、思わず恐怖で体がすくむ。
次の瞬間、これまた激しい雨が窓を叩く。
よく「バケツを引っくり返した」という表現があるが、そんな生ぬるいものではない。
消防車の放水を、ひたすら浴び続けているようである。
家にいながら、雨で身の危険を感じるのは、はじめてだ。

これを書いている30分ほど前の話である。
今まで夕立やゲリラ豪雨の類は何度も体験したが、ここまでひどいものははじめて。

もっといえば、雷の発生頻度もすごい。
5秒も間隔なく、ビッカビカと空が光り続ける。
ピーク時は、光るというより、空が点滅しているような状態である。

皮肉にも、ちょうど旅日記をまとめているさなかで、雨が降った日のことを書いている途中であった。
この暴風雨が、旅の最中だったら本気で命の危険があっただろう。
想像しただけでも恐ろしい。

書いているうちにだいぶ時間も経過したが、未だに鳥肌が立つ。
こんな天気、今後もひんぱんに発生するのかなあ。

何より明日、電車が動いていることを祈る。
案の定、今現在止まっているらしいし。