キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

和製フリスク

年明けからしばらく、マスクを着用している。
ここまでインフルエンザが流行していては、マスクなしで街に出るのが怖いのだ。
マスクを付けることには慣れていて、何の苦もない。
ただ1つのことを除いては。

口臭。
鼻で呼吸しているぶんにはいいが、口から吐いた口臭が、もろににおうのだ。
いや、常にくさいわけではない(と信じよう)。
満員電車に20分ほど揺られ、ようやく解放されたときに吐く安堵の息のように、ストレスを受けた後の息がたまらないのだ。

こうなると気になるのが、もしかして常日ごろからくさいのでは、ということ。
まわりが気を遣っているだけで、実は本人だけ知らないという地獄のパターンではないのか?
などと思ってしまうと、急激に口臭が気になってくる。

こういうときの手軽な方法は、フリスクなんかを食べることだ。
しかし、メンソールは体質にあわず、とたんにじんましんがあらわれてしまう。


そんな経緯でついつい買ってしまった。
仁丹。
おっさんが愛用している、銀の粒のアレである。

独特の苦味が口の中を広がり、後でほんのり甘味を感じる。
これは効果てきめんか?
と思いきや、仁丹の残り香が強烈である。
さらに、ジャケットのポケットに入れておいたら、ポケットににおいが染み付いてしまった!


ということで、服用は早々にやめ。
処分したいところだが、400円もしたのでどうしたものか。

そんなことを書きながらも、ふと思い出した。
大学のころに、まったく同じ過ちをおかしたことがある。
何て学習能力がないのだろうか。