キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

デブSHOW

冬の旅も、いいもんだ。

そう思ったのは12月。
和歌山やら岡山やら、ひとり旅に明け暮れた。
今まで冬は「旅に不適」と思っていた価値観が、一気に変わった。

と、思っていた。

寒い!
旅どころか、布団から出られない。
起きられない。
暖房のない部屋はおろか、トイレへ行くことすらおっくうだ。

ここ数日の冷え込みで、ようやく思い出した。
冬って寒い。
12月が冬だと思っていたが、12月なんてまだまだ暖かかったのだ。

いくら防寒を万全にしていても、外にいるだけで耳や指先などが凍るように冷える。
やがて歩き続けると、体がほてって汗ばむ。
疲れて足を止めると、汗が冷えてすぐさま寒くなる。

ううむ、やはり冬は出不精にならざるを得ないのだろうか。
せっかく「冬旅」という新しいジャンルを開拓できたと思ったのにな。

寒さや暑さの厳しさって、毎年毎年繰り返されているのに、忘れてしまうのはなぜなんだろう。