キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

聖地プチ忘年会

たまたま僕の地元に来ていたハッションと会ったのは、ちょっと前のこと。
僕の仕事が落ち着いたら飲みに行こう、という約束を果たすべく、昨夜は仕事帰りに合流。
場所はどこでもよいとのことだったので、僕のテリトリーである聖地・大阪駅前ビルへ。


1軒目は、「海鮮屋台 新鮮組 梅田店」。
名前どおり海鮮が中心なのと、手書きで1本ずつ注文する天ぷらがオススメのお店である。
特に天ぷらは、大根おろしが入れ放題。
他店に例えて恐縮だが、京橋にある名店「とっつぁん」とほぼ同じスタイルだ。

生ビールは250円という、これまた駅前ビルならではの値段。
ただ、昔は190円で提供していたはずなので、そのあたりはちょっと残念なところ。

値段もさながら、味もよいので、ついついがっつり食べてしまう。
ひととおりお腹が落ち着いたのは、飲み始めてわずか1時間。
まだ午後7時半という時間である。
せっかくなので、お店を変えることに。


レトロゲーム屋やミリタリーショップを冷やかし、2軒目は「グルメ異人館」。
駅前ビル界隈でも、人にオススメするならまず名前を出す洋食店である。

オススメのローストビーフは、肉がとてもやわらかく、肉の味が口全体に広がり、安定あるおいしさ。
生で飲む、ベルギービールヒューガルデン」「ベルビュークリーク」も、やはりうまい!
おなかがふくれてお互い酒も食事もスローペースになりつつ、バーでゆったり飲むような雰囲気となる。


何だかんだで長居して、午後10時。
最後はうどんでも食べてシメよう、とハッションからの提言に答えるべく、知っているうどん屋に足を運ぶも、どこも閉まっている。
せっかくのうどん激戦区、寄りたかったお店が4軒もあったのに。

というか、うどん屋だけでなく、居酒屋も次々に閉まる。
そうだった、このあたりは閉店時間が早いのだ。

参ったなぁ、とグルグル徘徊し、たどり着いたのは日本酒とおでんのお店「丸喜酒店」。
相場より少しだけ高いながら、やさしいダシで味付けされたおでんは、すでに暴飲暴食でヤラれた胃にやさしい。

せっかくなので、飲んだ日本酒は「金陵」。
香川は金毘羅のお酒である。
ちょうど1年くらい前、同じく大学時代の仲間・GORIと金毘羅に行った思い出も蘇り、ちょっとした縁を感じる。

金陵のよさを知ったかぶりつつ話しているところで、隣りにいたサラリーマン風の人が話に入ってくる。
どうやら、百貨店などで金陵を販売されている方だそうな。
お酒の話だけでなく、くだらない話なんかにも花が咲く。


なかなかの量の日本酒を飲み、すっかりベロベロになりつつ、終電前に無事解散。
ちょっと食べるペース間違えたなぁ、という反省はありつつも、面白い時間を過ごすことができた。