キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

懐古的空間

あけましておめでとうございます。
今年も楽しいことを追い求め、つど日記をあげていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

元日は、お神酒もそこそこに、ひたすら年賀状を作成。
ええ、昨年内に間に合いませんでした、すいません。

ようやくすべて書き終えたのが、午後4時前。
年末からの不摂生を少しでも解消するべく、郵便局まで年賀状を出しに行くことに。

歩いて10分そこら、郵便局が見えてきたときに、どこかで見た顔が。
まさかの偶然、近所の神社へ参拝する途中の、作三ファミリーとバッタリ!
地元の仲間とはいえ、こんな中途半端な時間の、中途半端な場所で会うか?

どうせならいっしょにと、僕もいっしょに神社に参拝へ。
すっかりできあがった状態の作三に、イヤ~な予感はしていたが、案の定「家で飲もう」とのお誘い。
正月早々、人んちに上がりこんでもなあ、と思うも、さらにできあがった作三パパにも強引に促され、結局家にお邪魔することに。

作三ん家までの道中は、他のメンバーは車で移動し、作三と2人で歩くことに。
途中、僕が昔住んでいた家の前を通る。
周辺は何度か散歩で通ったことがあるも、家の前は本当に久しぶり。
当時の家も、まわりの家も、すっかり建て替えられているが、家並みは当時のままである。

そして、作三の家へ。
家の中に入るなんて、中学生以来である。
当時は、呼び鈴はおろか、家の人間に声もかけずに上がりこんだという、なつかしい思い出がよぎる。

ダイニングに通され、お酒をすすめられる。
ビールを飲みながら、はじめはよかったのだが、徐々に違和感を覚える。
俺、ここおってええんか?
それこそ、3分おきに、その思考が頭をよぎる。

1時間後くらいには、会ったころよりさらにデキあがった作三と作三パパに囲まれ、もうえげつないほどカラまれる。
招かれておいていいにくいが、ちょっとしんどい!
という考えは、途中から男3人だけ隔離された状態になった一族の状態を見れば、なおわかる。

作三パパが、いよいよグロッキーになったところで、退散することに。
帰りの道中も、今もなお、あれは本当に呼ばれてよかったのだろうか、と繰り返し自問が続く。


そんな、今まで体験したことのない正月初日となった。
明日は、例年どおり1日ダラダラと過ごしたいところである。