キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

蒼く満ちし月

何なの、このスーパームーンフィーバーは?
と思えるほど、ニュースやSNSで、月の話題が多い気がする。
いや、決して否定的ではなく、むしろ大歓迎。
解釈間違ったハロウィンとかクリスマスとかどうでもいいので、こういう自然を堪能できるイベントこそ、しっかり盛大に祝うべきである。

会社帰り、しっかりと月を見た。
「でかっ!」というのが素直な感想。
そんな月に対して、思ったことをダラダラと書きます。


ありがたいことに、田舎暮らしである。
電車から家までの間に田園があり、ひときわ広く感じる夜空に浮かぶ月は、本当に幻想的である。
ロマンチックを気取る年ごろではないが、純粋にこの月を、眠たくなるまでボーっと眺めていたいな、と思った。

それを現実にするためには、まわりに障害物のないベランダ。
もしくは、屋上。
そんな条件のある部屋で、ひとりぐらししたいと本気で思う今日このごろ。
駅前に月4万円であるんだがなぁ~、駐輪場がないんよな~。


平日はあまりお酒を飲むほうではなく、飲んでもビールを1~2本空ける程度である。
今日のような月を見ると、やはりどうしても、日本酒が飲みたくなる。
しかしながら、日本酒は常備していない。
買いに行こうにも、夜中は基本的に、外へ出歩かない。

う~ん、もしかして、母親に気をつかっているのか?
母親は酒飲みをひどく嫌う習性があり、昔っから家であまり酒を飲ましてくれない。
母親の顔色をうかがう38歳男性ってどうかと自分で思いつつ、長年植えつけられた習慣てのは、なかなか簡単に破ることはできない。
ううむ、やはり駅前にひとりぐらし、かな。


月を見てよぎった思い出の多くが、アウトドアの夜。
飛び込みで宿泊をお願いし、本堂から見える庭で、おだんごと日本酒とススキで楽しんだ、ママチャリ日本一周時代。
影ができるほどの月明かりに感動しながら、何の灯りもともさず過ごした、野宿旅時代と、廃墟仲間との夜。

そう、やはり秋は、アウトドアの季節!
ああいかん、急激に野宿がしたくなってきた!

久しぶりに、ひとり野宿旅するもよし。
アウトドア仲間と、廃墟やらサバイバルを楽しむ野宿もよし。
ただノーマルに、気の合う仲間を酒を酌み交わすキャンプもよし。


アウトドア熱が、ぐんと高まってきた。
やるな、月め。