キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ちょいベル

会社の最寄り駅が、リニューアルされてきている。
1~2年前から、長いスパンで工事をしていて、まだ途中だそうな。
そんななか、新しい店舗も入ったりしている。

仕事帰り、そんなつもりではなかったのだが、ついフラフラっと1軒のお店へ。
先週の帰り、「BEER」という大きな看板が見えたので、気になっていたのだ。
足が向いたのは、純粋に空腹のせいだろうけれど、あえて「第六感」と言ってやりたい。

何と、生のベルギービールがあるではないか!
どうやらアサヒビールの直営店らしく、アサヒビールが輸入しているビールがそろっている。
といっても、生のベルギービールは、1種類のみ。

がっつりピルスナーを飲みたいところだったが、迷わずその1種類である、「ベルビュークリーク」を注文。
かつて家で何度も箱外したことあるこいつは、さくらんぼのビール。
という説明をすると、何とも安っぽくなるな。
自然発酵させたビールにさくらんぼを混ぜ、二次発酵させたものなので、決してそんな安っぽいものではない。

グラスを顔に近づけたとたんに香る、さくらんぼのにおい。
ひと口飲んで広がる甘酸っぱさと、細かな泡によるノドへの刺激。
こいつを生で飲むのは、本当にしあわせである。

アテにたのんだ生ハムも、これまたうまい!
ちびちびやっているうちに、ビールのほうが先になくなる。
ので、もう1杯はアサヒの「スタウト」を注文。

う~ん、アサヒ!
黒ビールとは違った甘さと、ギネスビールを思わせるなめらかな泡が特徴的。
であるが、アサヒビール独特の味が、個人的にイマイチ。
世間一般にいわれる、「キレとコク」といわれる部分なのかな?


というわけで、ひさびさに純粋に、ビールと向き合うことができた。
自称ビール好きとして、たまにはこうして、ビールを目的に飲み歩くのも悪くはない。

それにしても、2杯とつまみで2,000円超えは、ちょっと高すぎるでしょ。