キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

京ブラ

思った以上にふくれあがった、坐禅のくだりの日記。
本当は、1日の行動を書き記しておきたかったのだけれど。
ということで、ダイジェストで振り返っておこう。


安井金比羅宮
坐禅で心をきれいにしたあとは、京都のB級スポットと名高い、「安井金比羅宮」。
言わずと知れた、「縁切りの神様」である。

坐禅をした建仁寺からは、徒歩5分ほど。
縁切りの神様だというのに、周辺はラブホ街とはいかに。

そう広くない境内に入ると、すぐさま人の列が飛び込んでくる。
その先には、碑(いし)がある。
いや、厳密にはそれが碑であることは、一見ではわからない。

というのも、碑にはお札が、これでもかというほど貼られているから。
いやもう、貼られているというレベルではない。
碑の倍以上体積があるのではというほど、ボッコリと立体的になっている。

で、この碑の中央に穴があいており、それをくぐるとご利益があるそうな。
まぁ、何十分も並んでまで切りたい縁もないので、そのままスルー。


錦市場
そこからは、僕のリクエストで、「錦市場」へ。
京都へは、特に大学時代はしょっちゅう遊びに来ていたのだが、この錦市場へは一度も足を運んだことがなかったのだ。

細い路地の両側に、びっしりと店舗が並ぶ。
つけもの屋や魚屋など、まさしく市場というイメージがそのまま。
けっこうな都心部なのに、こんな空間があることが不思議である。

店によっては、ひと口サイズで歩き食いできる商品が置いてある。
ううむ、こいつはビール片手に歩きたい!
とは思いつつ、もうすぐ酒を飲みに行くこともあり、こらえる。


【飲み飲み】
午後5時という早い時間ながら、居酒屋へ。
1軒目は、クソうまい地鶏のお店。
2軒目は、アイリッシュバーという、高いけれどいかにも2次会って感じのお店。
3軒目は、古い家を改装した、魚がクソうまいお店。

そない特段お店にこだわったわけではないので、レビューは割愛。
交わされた会話はたいがい楽天的なことであったが、時おりお互いの悩み相談になったり。


以上、はじめは「坐禅」と硬派なものであったが。
1日をふり返ると、すっかり学生気分に戻ったというか。
こうして、気の合う仲間と街へくり出すなんて、最近めっきりやっていないことに気がついた。

会社が同じだからという理由で遊ぶのではなく、末永く会える仲間でいたいなと、切に願うばかりである。