おおかたの予想はしていた。
なんていえば、ただ結果を見て後付けしただけの、空虚な傲慢に聞こえる。
本当は、頭の隅っこに、ちょろっとだけ思いついていた程度なのだが。
スマホの出荷が減少し、逆にガラケーの出荷が伸びているらしい。
単純に考えれば、スマホからガラケーへ乗り換えるユーザが、増加しているということがうかがえる。
僕も、その一人。
けっこう早い時期に、ガラケーへと乗り換えた。
理由は、当時の日記にクサるほど書いたので、列挙は割愛。
ただやはり、使いにくさと、宝の持ち腐れ感によるコストパフォーマンスの低さが、否めない。
特に、後者かな。
確かに、「パソコン持ってるけど、ほぼネットしかしないし」という人にとっては、スマホでかなりの要望が満たされる。
また、GPSと地図の連携で、はじめて行くお店だって、迷うことはない。
その他もろもろ、そらもう、使いこなせば便利極まりないものである。
が、そないしょっちゅう活用するか、というところ。
もちろん、僕自身の基準だけれど。
何だかんだで毎日パソコン触るので、ネットはパソコンでやるし。
ナビなんて使わなくても、居酒屋のお店くらいは、事前に数分調べればだいたい場所がわかる。
1か月のうち、「スマホでよかった~」と感じた回数なんて、せいぜい2回あればいいくらいでは?
それだけのために、月々何千円も高いお金を払って、電話もメールも使いにくいスマホを持つ意味は、僕にはなかった。
おそらく、それが他の人にも、多かれ少なかれ、当てはまってしまっているのでは?
SNSなんかは、ひととおりハマり切れば、あとは惰性的に使う、もしくは見る専用になってしまう。
なんとなく画面をフリックしたら、何となく玉同士が連鎖反応的に消えるなんてゲームは、遊んでいるというより遊ばされている感が否めない。
結局そこに落ち着くのなら、ガラケーのほうがいいや、といったところか。
ぜひとも、このまま再びガラケー時代が返り咲いていただきたいものである。
というのは、ガラケー特有のサービスやサイトが、次々と廃止されてきているのでね。
※個人的にスマホがニガテ、ということが言いたいわけで、スマホを使っている人に対する否定的な文章ではありません。
たぶん、フツーに活用できている人もたくさんいる、ということも知っています。
読み違えなさらないでくださいませ。