キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

水を求めて京見峠

昨年秋より、名水をくみに行っては飲料水にしている。
で、ちょうど昨日の朝に底を突いたので、くみに行くことに。
あまり遠出する気分でもなく、近場を探したところ、京都の北部に1箇所あることがわかった。
地図を見たところ、都心部よりそう離れておらず、「こんなところの生水いけるの?」と疑いつつも、車を走らせる。

家から1時間半ほどだろうか、都心部を抜けたかと思えば、急激に人気のない山道へと突入。
舗装こそされているものの、時おり車のすれ違いが困難なほど狭くなっており、久しぶりに林道を走る気分である。
あと、ひたすら上り坂が続いているというのに、やたらと自転車で走る人が多い。
サイクリストにとっては、この道は何かしらステイタスのあるところなのかな?

やがて、道の脇に、竹の桶から流れている水場を発見。
そしてそばには、お地蔵さんが立てられている。
下調べしていなければ、ここがくみ場であることは、到底わからなかっただろう。

先客もなく、自分のペースでくめるのはラッキーである。
しかし、あいかわらず自転車が往来する。
サイクリストにとって、ここはノドをうるおすスポットにもなっているらしい。

そのサイクリストのうち1人が、何と背負っているリュックから、10リットル分のペットボトルを取り出した!
定期的に、くみに訪れるそうだ。

が、10リットルを背負って、しかも坂のきついこんな道を走るのは、さぞかし大変だろうに。
わざわざ車で来ている自分が、ちょっと恥ずかしくなった。
別に、はずかしいことではないのだけれど。


次回は3月ごろになるのかな?
近場で、煮沸なしに生水として飲めて、ポリタンクにくんでいいところって、そこそこ探さないと見つからないのだ。
次回までに、ある程度がっつり調べてデータベースを作っておきたいところである。