キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

至上な果て、同窓飲み

甘く見ていた。
土曜日なんて、居酒屋に人はいないと、完全に誤解していた。
恐るべし、忘年会シーズン。


土曜日は、同窓生のゴンタ・作三と飲み会。
忘年会ではなく、「忘年会の打ち合わせのための飲み会」である。

いつもこのメンバーでは、地元・交野で飲むのが常である。
が、駅前の居酒屋はすでに予約でいっぱいだったので、思い切って隣町の「四条畷(しじょうなわて)」で飲むこととなった。

あらかじめネットで調べると、駅前にそこそこ居酒屋があるらしい。
で、実際に歩いてみると、チェーン店も含め、確かにそこそこある。
つくづく、居酒屋の少ない地元が田舎であることを、痛感する。


しかし、お店はどこも客でいっぱい。
これは、予約なしではキツかったかな?
などと思いつつ、ようやく3軒めの「白木屋」へたどり着く。
ただ、混雑しているので2時間縛りである。

そういえば、白木屋なんて何年ぶりだろう?
ただただ安いだけ、というイメージであったが、飲み物以外はそう安さを感じない。
が、意外に味はしっかりしている。
レンジでチンみたいなものばかり出す格安店が蔓延しだしたので、料理だけはしっかりしようということか。


2時間後、延長もできるとのことだったが、雰囲気も変えたかったので、2軒目はバーへ。
主に常連さんでにぎわう、カウンター10席ちょっとある、薄暗いお店。
どうも、酒飲んだ後のこの暗さは、睡魔に襲われる。

残念ながら、ベルギービールは置いてなかったので、ワインやらカクテルやらでしっぽりと飲む。
燻製の盛り合わせというメニューが、いかつく燻製が効いていて、クソうまい!
こういう、自宅や大衆居酒屋では食べられないフードを置いてあるのは、高く評価したいところ。
おいしいつまみと、隣の若い女性をしきりに口説きはじめる作三をアテに飲む酒も、格別である。


すっかり終電時間を乗り過ごし、あろうことか3軒目。
八剣伝だったかな?チェーン店である。
小腹を満たすべく頼んだつけ麺は、つけ汁がなぜか冷たい。
せっかく、煮干がしっかり効いているというのに、実に惜しい。


ということで、珍しい環境だったせいか、みんな酒好きであったせいか、帰宅は午前3時過ぎとなった。
本題であった忘年会の打ち合わせは、1軒目の開始10分で終わったし、後日中止となったので、実質これが本チャンの忘年会となってしまった。
来年もまた、こうして飲み歩けたらなぁ。
というより、来年はもっと地元に居酒屋ができたらなぁ。