キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

京橋せんべろ街道

火曜日だというのに、飲み歩いた。
金曜日以外の平日に飲み歩くって、ちょっと昔なら普通にやっていたのに、最近ほんとにできていない。

さておき。
1軒目は、テキトーな串カツ屋さんへ。
まぁテキトーな料理、テキトーな味だったので、早々に退散。

で、口直しに寄ったのは、いわゆる「立ち呑みストリート」と呼ばれる路地。
京橋は来まくっているが、ここで飲むのは、はじめて。
どの店も、いい意味でこぎたなく、完全に僕好みである。

その中でも、ひときわ目立たない、いちばん奥にある「山ちゃん」というお店へ。
ギリギリ10人行けるかどうかのカウンターと、テーブル式カウンターがひとつ。
もちろん、すべてイスなし。
この広さで、店長が1人で切り盛りしているようだ。

メニューは、使い古したホワイトボードに手書き。
基本は魚会系が多いが、単品もそれなりに充実している。
いずれも、どこの居酒屋にある品というより、ひと手間かかったもの。

はじめに頼んだお造り盛り合わせに、鯨やトロがあるのにはびっくり!
5品ほど2切れずつあって、たった580円というのが、もっとびっくり!
その他、ホホ肉のたたき、骨付きウィンナー、自家製スモークチーズなど、もう1つずつ絶賛するとキリがないほど。

とにかく、安くてうまい!
生ビールも380円と安く、どこで利益をとっているのだろうかと思えるほど。
こんなステキすぎるお店を、なぜ今までスルーし続けていたのだろう。
ひさびさに、飲み歩き熱が再燃しそうである。