キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

鍵の守護神9人

ふつうに会社へ行き、ふつうに帰宅。
ふつうでなかったのは、通り過ぎた人々たち。
別に、きょろきょろまわりを意識していたわけではない。
が、少なくとも仮装をしている人を、1日のうち9人も見た。

そうか、今日はハロウィンだったか。
ということに気づきつつ、毎年恒例としていた、メタルバンド「HELLOWEEN」Tシャツを着忘れた自分を悔いつつ。
純粋に感じたのは、仮装している人への、違和感。

別に、その人らを否定しているわけではない。
たぶん自身が大学生であれば、同じことをしているはず。
だけどね。
虫酸が走っちゃうの。

たぶん、日常であまり見ない奇抜なファッションを、日本ではまだ、受け入れる体制がとれていないのではないかな?
少なくとも、僕自身がそんな感覚なのかな。
ひいて言えば、ハロウィンというイベントに、まだ日本が追いついていないというか。

僕の勝手な考察であるが、こういったイベントを先導するべき企業が、まだいないのではないだろうか。
有名どころでいえば、バレンタインなんてのは、あの大手洋菓子メーカがしかけたもの。
本場とは意味合いのこじれた内容ながらも、やはり普及している。
最近全国区になっている節分の「恵方巻き」なんてのも、関西の寿司屋なんかが発案したとか。

ようやくイベントが「大人に」広まりつつあるのは、東はディズニーランド、西はUSJの影響か。
あとは菓子業界・雑貨業界がどこもやっているけれど、どうもパンチがないというか。
ただグッズを出したらいいというわけでは、いけないと思う。
「ハロウィンだから、こう楽しみましょう。だからこれを買いましょう」と消費者に、具体的な楽しみ方を提案しないと、ダメなのではないかな?
右へならえが好きな日本の文化だからこそ、それを率先して、どこかの企業がやったら、もっと盛り上がるような気がするのだが。


とかいろいろ考えつつ、僕は僕で、この日の毎年恒例行事として、メタルバンド「HELLOWEEN」の曲を聴き、これを書いている。
来年あたり、どこか革命起こさないかな?
なんでこんなビジネスチャンスに、どの企業も乗っからないのかが不思議である。