キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ディープ!天満

山奥の廃駅でキャンプ、という心おどる計画をたてていたのが、無残にも企画倒れとなった。
せめて飲みに行こう、と金曜日の夜は、天満へと足を運んだ。

天満といえば、近年「ディープスポット」として取り上げられている街。
昼間は足を運んだことあるが、夜の顔は知らない。


足を踏み入れ、驚いたのは、きれいな店舗の多さ。
もっと、昔ながらの古い居酒屋が並んでいるのかと思っていたのに。
そこにきて、生ビール380円が当たり前であったり、一杯目無料・19時までなら半額など、安さが目立つ。
お店のジャンルが豊富なのもうれしい。


1軒目は、焼き肉やさん。
チェーン店の安い肉とは違い、しっかり脂がのっており、うまい。
焼き肉以外にも、魚が充実しているのは、うれしいのやら、節操ないのやら。
飲んでいる途中に、店員さんが食材を手に持っては「こんなんいかがですか?」と見せてくるやり方は、うまいと思うし、ちょっとずるいとも。

2軒目は、イタリアン。
メニューが豊富でありながら、例えばピザが300円代であったり、1品あたりの単価の安さが魅力的。
なぜか、マグロ料理を名物としているあたり、これまたいい意味で節操がない。
「マグロの食べ比べ」を頼めば、マグロのでかい塊とナイフが出され、部位を切っては食べ比べできる。
いかん、こいつはうまい!

3軒目は、和風居酒屋。
高そうな店構えとはうらはらに、ここもリーズナブル。
日本酒と魚が豊富で、注文してから提供されるまでの早さもうれしい。

で、4軒目はラーメン屋さん。
天満の商店街から少し離れた場所にあるところで、においは最高にいいが、味はもうひとパンチといったところ。


もう、楽しすぎ!
何で今まで来なかったんやろ?
もっと若ければ、だんぜんここに住んで、楽しめたやろうに。

途中、会社の人とバッタリ会ったり、捨てられたダンボールの山にダイブしたりと、イベントも盛りだくさん。
こういう飲み方も、たまにはいいものである。

この夏までに、あと2回くらいはまた行きたい。