キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

まいここはんBBQ&花火

湖に面したビーチには、多くの客が往来する。
水着姿で、走り回る若者たち。
午前中だというのに、BBQしながら酒を飲む大人たち。

そんな光景を、1時間半もじっとひとりで眺めることは、苦痛以外の何者でもない。


土曜日は、会社の人らで主催している、毎年恒例・舞子浜BBQであった。
毎年、場所取り班として10時半には現地に着いているのだが、今年は現地に着いても、誰もいない。
どうやら、場所取りは必要でなくなったらしい。
という連絡をもらっていないことは、「恒例行事」というものの恐ろしさ。

正午ごろ、買い出し組(というか僕以外全員)と合流し、荷物の運搬と設営。
肉を焼き始めたのは、午後1時ごろ。


このイベントを楽しみにしているいちばんの理由は、食材。
ハモ・ます一夜干し・うなぎ・松茸・角切り肉、などなど、わざわざ市場であったり、北海道で仕入れたものが並ぶ。
さらには、うちの直属の上司であり、この会の実質的なボスが作る手料理のうまさ。
外での食事はうまい、というレベルではなく、ただただ本当にうまいのである。

目の前には琵琶湖が広がり、泳げる。
例年なら、そこそこ腹を満たしてから、湖面にプカプカ浮いている。
が、今年はどういうわけか、やたら人と話ばっかりしていた。
会社の人とはいっても、いろんな部署・いろんな支店から集まってきているので、逆に話しやすい。


夕方近くになってから、ようやく湖へ。
小さな魚が浅瀬にいて、子どもらが紙コップで必死になってすくおうとしていた。
それを見るや、僕もすぐさま参戦。

で、子どもらが1匹もとれないことを尻目に、10匹以上を乱獲。
先日の川遊びといい、この小魚をすくう執念、自分ながら何なのだろうかと思う。


いつしか、空は薄暗くなる。
と思いきや、琵琶湖から花火があがる。
このイベントのもう1つの目玉が、この花火大会である。

基本は1発ずつあがるのだが、あいかわらず種類は豊富だし、時おり連発を打ち上げたりと、メリハリがある。
最後のフィナーレでは、もう大声あげて喜んでしまった。
これはもう、完全なる酔っ払いである。


そんなこんなで、今年もじゅうぶん楽しませていただきました。
ここのところ、アウトドアなイベントが充実しすぎていて、すでにひと夏ぶん遊んだ気持ちである。