会社帰り、すれ違った女子高生の会話に、ぎょっとした。
「どこのマック行く？」
ま、まっく？
もちろん、我が地元にMacintoshストアなど、あるわけがない。
ということは、あの変態ピエロのお店に違いない。
ううむ。
まず、その呼称に引っかかっていることは、言わずもがな。
大阪人のアカンところでもあるのだが。
それより気になったのは、もしかすると若者では、マックがデフォルトになっているのか、ということ。
アイスコーヒーを「冷コー」というのがオヤジくさく感じるように、今の若者は「マクド」という言葉を、すでに死後扱いしているのだろうか。
もはや、若者との会話が困難なほど、老けてしまってはいないだろうか？
などと大げさなことを考える、入梅の夕べ。
