キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

上京物語~1日目~

先日の日記に便乗するなら、これは1つの、大阪人特有の県民性ではないだろうか。
「東京を毛嫌いしている」

僕自身とて、例外ではない。
具体的に何がどう、どういうきっかけで嫌いなのかは、説明がつかない。
だからこそ、「嫌い」ではなく「毛嫌い」と形容してしまう。

そんな東京に、行くことにウキウキするのは、かつて東京に住んだことによる愛着かも知れない。
もしくは「会社の金」という、意地汚い大阪人ならではの県民性なのかも知れない。
少なくとも、今回は特に毛嫌いを感じることもなかった。

ということで、今週土日は東京で過ごしてきた。
土曜日は、終日会社の用事。
もう、書きたいことがい~っぱいあるのだが、会社からは「一切の情報は流出禁止」とお触れが出ている。
経験したことは極力この日記にとどめておきたいところだが・・・それにより首を飛ばしたくないので、そこはガマンするしかない。


で、用事が終わって、午後8時にホテルのある神田駅へ。
居酒屋もたくさんあれば、つけ麺やさんも多数ある。
が、いかんせん、この時点では満腹で泥酔状態。
若ければ遠慮なくあちこち行くだろうが、もう内臓がそれを許してくれず、泣く泣く断念。

しかしながら、ホテルへチェックインするや、すぐさま外出を余儀なくされた。
ズボンがない。

会社の用事で終日スーツを着ていたが、翌日は終日フリーなので、私服でウロつきたい。
と思って私服を持参したはいいが、ズボンを忘れてしまった。
いつも旅行をするとき、ズボンははいて行くので、カバンに入れるという意識がなかったのだ。
習慣とは恐ろしいものだ。

駅前に、何かあるだろう。
と神田周辺を歩くも、居酒屋は山ほどあれど、服屋が見つからない。
といって、わざわざ電車に乗って渋谷など繁華街に行くほど、元気はない。

結局、歩きまわっているうちに、東京駅へ着いた。
そこにあったのは、閉店前のユニクロ
ちょうどチノパンが欲しかったこともあり、チノパンを安い値段で購入。

で、帰りも結局歩いて帰った。
どうせホテルでひとり過ごすのだから、電車で時間短縮する理由もない。


本当なら、遅くまで飲み明かしたかったんだけれどね。
会社にめちゃくちゃ仲いい友人がいるでもなく、かつて東京での飲み仲間とも疎遠だし。
昔ながら、人付き合いの下手さにうなだれた、神田での夜。