ふとテレビを見て、衝撃を受けた。
大阪では、コンパで女性が男性に、当たり前のように給料を聞くらしい。
へぇ~。
そうなんや~。
って、ウソつけ!
中には聞く人おるかも知らんけど、そんなん聞かれたことないし、聞かへんわ!
大阪に関する「誤解」は、他にもある。
「バカとアホの意味は違う」
というか、「バカ」という言葉をあまり使わないだけで、意味がどうこうではない。
「みんな阪神ファン」
多いけれど、ちがう。
「大阪では、アイスコーヒーのことを“レーコー”と呼ぶ」
って、オッサン世代のことであり、今や中年層ですら使う人おらんくらいの死後である。
「大阪人にピストルを撃つふりをすれば、倒れてくれる」
やるけど・・・古い古い。
そもそも撃つという“フリ”が、もうベタすぎて誰もやらん。
ピストルがどうこうではなく、“フリ”があればそれにこたえる、くらいの認識である。
あげるとキリがない。
まぁ、そういうデマまがいのウワサがたったところで、それをネタとしてのってしまうので、大阪人としては特に気にすることはない。
ただ、「大阪人やから何かおもしろいこと言え」みたいな無茶ぶりは困るが。
で、言いたいことはそこではない。
全国区で、こういう県民性を誇大解釈させて、「○○県の人間は100%××する」と断言するのは、いかがなものかと。
人種差別とまではいかないが、偏見を助長させているようにしか見えない。
特に、冒頭の例のように、番組でネタが尽きたからでっち上げたものとか、県の中でもごく限られた地域の風習を県代表に仕立てるとか。
実際に東京おったころに、不快なことを言われたことが何度があったしね。
PTAみたいなこと言うてもうてるけれど、ちょっとどうにかしていただきたいものである。