キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

同窓新年会2014

誰かがしかけなければ、何も動かない。
飲み会というものは、えてしてそんなもの。
それがたとえ、よく会う友人同士であっても。

しかけること自体、個人的にはそう苦ではないので、どちらかといえば進んでやるほうである。
が、最近どうもしり込みしているというか、うまく動けていない。
今回のような地元メンバーとの飲み会も、いつもなら僕が声をかけていたというのに。


珍しく雪が降り積もった金曜日、地元の友人ゴンタ・作三と3人で、遅めの新年会をした。
場所は、このメンバーではお決まりになっている、「ふる里」という個人経営の居酒屋。
あいかわらず、おばちゃんのタメ口接客は心地がよく、可も不可もない味の料理は、少なくともチェーン店の冷凍チンよりは愛情を感じられる。

話題としては、年齢相応のこと。
仕事の話であったり、昔の思い出話であったり。
特に、今回仕事の話はけっこうアツかったかな?

それぞれ違う業種の3人が集まっているので、それぞれの得意分野を活かすことで、何か1つの事業が成立しないものだろうか、といったもの。
それも、会社をひとつ立ち上げるのではなく、あくまで趣味の一環として、自分の空いている時間を使うような形で。

言いだしっぺの作三が熱く語るなか、自分でも理由がわからないくらい、僕自身が冷めていた。
「何をする」という具体案がない状態での話し合いは、結局答えが出ないままで、実行にも至らない。
そういう何かしらの経験則が、そうさせたのかも知れない。
もしくは、どんな少額であっても、友人同士にお金をからめることへの抵抗なのかも知れない。

とはいえ、自身のスキルを会社で思うとおり活かせないフラストレーションを、プライベートで活かすことへの興味はある。
やるのであれば、舵取りをまかせたうえでの作業となれば、うまくまわるかな?
1つ1つのことに、話し合って協力しあってやる、みたいなことは苦手なもので。


午後11時に店を追い出され、まだ少し話したいがまわりに店がないので、我が家へ集合。
けっきょく、午前3時まで語り合っていた。
もう、何の話をしていたかなんて、まったく覚えていない。
が、少なくとも話が途絶えなかった、ということだけは覚えている。

次回は、作三がちょっといかついブルーチーズ、ゴンタがちょっといかついワインを、我が家に持ち寄って楽しもう、というプランもたった。
仕事で予定があわせにくいこともあるだろうが、そんな状況でも何とか時間をとって、こうして集まれることは本当にありがたい。
お酒だけでなく、どこか遊びに行ったり趣味を共有したり、幅を広げていけるようなことも、考えていけたらいいな。