キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ヒゴノモ通信2014.1

心躍るとは、このことか。
とにかく、楽しみで仕方がない。
その感情は、予約の電話を切ったときから、継続していた。

木曜日は、「肥後橋で飲もう!」の新年会。
新年会といいながら、開催は昨年7月ぶりなので、半年近くブランクが開いている。


定時後、すぐさま肥後橋へ。
早めについたので、町を散策。
オフィス街の端々に居酒屋がある、という光景はあいかわらず。

次回の会場の下見を兼ね歩くと、次々と新しいお店・行きたいお店が見つかる。
やはり、こういう店探しは、ネットでは効率が悪い。
お店の場所や雰囲気は、足を使ってこそわかるものである。


会場である「七福庵」は、きれいな門構えで、少々お高めな和風居酒屋、といったたたずまい。
お店に入るや、まず目に入るのが、やや小さめの「いけす」。
鮮度にこだわっていることが、ひしひしと伝わる。

部屋はすべて個室、というのがありがたい。
6人席を予約するも、残念ながら欠席が相次ぎ、4人となった。

料理は、鮮魚が主体。
かきや白子など、旬な食材がそろう。
値段も、そうバカ高いわけではない。
鮮度や味はもちろん、料理の盛りつけ方がなかなかお見事である。

このお店の目玉である「泳ぎイカ」は、イカが一匹まるまる、刺身で出てくる。
もちろん文字どおり、足がうにょうにょ動いている。
身はコリコリしており、かむほどに甘みが出て、うまい!
さらに、足とエラ部分は、別途からあげ・天ぷら・塩焼きのいずれかでいただける。

最後の釜飯も、まぁ何とうまいことでしょう。
釜飯はうまくて当たり前、であるが、そのさらに上を行くクオリティ。
事実、翌日の昼間も、味が忘れられずにいた。


メンバーは、前述のとおり4人。
一時期、常連の3人という体制が続いたことを考えると、栄えているほう。
当日来られなかった2人もであるが、「行きたいけれどどうしても都合が」という連絡も事前にたくさんいただき、ただただうれしく感じる。
mixiのコミュニティという制度ありきの集団では、もはやなくなっている気がする。

久しぶりの再会とあって、近況報告に花が咲いたり。
趣味などの話で盛り上がったり。
人生相談をしたり。

皆が皆、互いを尊重しあえるからこそ、気兼ねなく話ができる。
悩みごとに対しても、過剰ななぐさめではなく、はっきりと第三者目線で意見をくれる。
本当に有意義な時間である。

また、3月に酒蔵めぐりをしよう、というイベント話も浮上。
こういう、次の遊びにつながることも、大きな収穫である。


しばらく開催していなかったが、今回思い切って重い腰をあげて、本当によかった。
次回も未定だが、やはり遅くとも2ヶ月に1度は開催したい。