心躍るとは、このことか。
とにかく、楽しみで仕方がない。
その感情は、予約の電話を切ったときから、継続していた。
木曜日は、「肥後橋で飲もう!」の新年会。
新年会といいながら、開催は昨年7月ぶりなので、半年近くブランクが開いている。
定時後、すぐさま肥後橋へ。
早めについたので、町を散策。
オフィス街の端々に居酒屋がある、という光景はあいかわらず。
次回の会場の下見を兼ね歩くと、次々と新しいお店・行きたいお店が見つかる。
やはり、こういう店探しは、ネットでは効率が悪い。
お店の場所や雰囲気は、足を使ってこそわかるものである。
会場である「七福庵」は、きれいな門構えで、少々お高めな和風居酒屋、といったたたずまい。
お店に入るや、まず目に入るのが、やや小さめの「いけす」。
鮮度にこだわっていることが、ひしひしと伝わる。
部屋はすべて個室、というのがありがたい。
6人席を予約するも、残念ながら欠席が相次ぎ、4人となった。
料理は、鮮魚が主体。
かきや白子など、旬な食材がそろう。
値段も、そうバカ高いわけではない。
鮮度や味はもちろん、料理の盛りつけ方がなかなかお見事である。
このお店の目玉である「泳ぎイカ」は、イカが一匹まるまる、刺身で出てくる。
もちろん文字どおり、足がうにょうにょ動いている。
身はコリコリしており、かむほどに甘みが出て、うまい!
さらに、足とエラ部分は、別途からあげ・天ぷら・塩焼きのいずれかでいただける。
最後の釜飯も、まぁ何とうまいことでしょう。
釜飯はうまくて当たり前、であるが、そのさらに上を行くクオリティ。
事実、翌日の昼間も、味が忘れられずにいた。
メンバーは、前述のとおり4人。
一時期、常連の3人という体制が続いたことを考えると、栄えているほう。
当日来られなかった2人もであるが、「行きたいけれどどうしても都合が」という連絡も事前にたくさんいただき、ただただうれしく感じる。
mixiのコミュニティという制度ありきの集団では、もはやなくなっている気がする。
久しぶりの再会とあって、近況報告に花が咲いたり。
趣味などの話で盛り上がったり。
人生相談をしたり。
皆が皆、互いを尊重しあえるからこそ、気兼ねなく話ができる。
悩みごとに対しても、過剰ななぐさめではなく、はっきりと第三者目線で意見をくれる。
本当に有意義な時間である。
また、3月に酒蔵めぐりをしよう、というイベント話も浮上。
こういう、次の遊びにつながることも、大きな収穫である。
しばらく開催していなかったが、今回思い切って重い腰をあげて、本当によかった。
次回も未定だが、やはり遅くとも2ヶ月に1度は開催したい。