もともと、旅や旅行の類において、予定はざっくりとしか立てない。
が、今回はいつもにも増して、無計画だったような。
先週の3連休のうち、後ろ2日かけてのドライブ旅行を、ダラダラ書きます。
【丹波マーケス】
午前8時過ぎに出発。
高速道路を使っても、一般道より数十分しか変わらないようなので、一般道を走る。
根っからの貧乏性であること・高速が恐いこと・寄り道ができることを含め、そもそも一般道のほうが好きなのである。
1時間半ほど走り、都心部を抜けたところで、「道の駅 丹波マーケス」で休憩。
道の駅というより、複合型スーパーに無理やり「道の駅」という冠をかぶせた感じである。
一角にある建物では、大量に野菜が売っている。
どうやら、大規模な朝市が有名らしい。
だいぶ売れた後のようだが、もっと早く来ていれば、さらに大量の野菜があったそうな。
まぁ、ひとりぐらしというわけでもないし、買わないけれど。
【出石そば】
空腹を覚えたころ、道路標識には「出石」の地名が見える。
こうなったら自動的に、お昼は出石そばに決定である。
出石の市街地まで行こう、と思っていたが、強まる空腹感に耐え切れず、道すがらのそば屋へ。
一応ここも、出石そばを取り扱っているらしい。
注文したのは、そば・白米・にしんのセット。
そばはコシがあり、いつも食べるものと違う。
つけ汁は、かつおダシがしっかりきいていて、うまい。
にしんも甘辛く、ごはんに合う。
これで750円というのは安い。
きっと出石市街なら、もっと値段は取られていただろう。
【城崎マリンワールド】
とりあえず目的地としていた1つ、「城崎マリンワールド」へ。
まさかの駐車場有料、しかも700円というのにビックリ。
入園料2,400円という高さに、さらにビックリ。
高いのでやめようか、とも思ったが、すでに駐車場代も払ってしまったことだし、ここは割り切って入ることに。
水族館は、ついつい大阪の「海遊館」と比較してしまうのだが・・・
全体的に、魚の量が少ない。
その代わり、いくつかにわかれたゾーンで、それぞれ時間ごとにショーなどのパフォーマンスが行われる。
この水族館を存分に楽しむには、あらかじめパフォーマンスのスケジュールを確認し、まわり方を計画しないといけないようだ。
思わず手をたたくようなパフォーマンスはある。
が、広さもそれほどではなく、とても2,400円では元をとれない。
【城崎温泉】
もう1つの目的地、城崎温泉郷へは、車で10分ほどした場所。
浴衣姿で歩く人々・時代錯誤の古い町並み・連なる土産屋など、もうベタとしか言いようのない温泉地の光景が広がる。
ただ、駐車場がどこも高く、そして満車だらけ。
そもそもここは、もっとたっぷり時間を確保し、歩いてゆっくりまわるところだ。
またしても計画していなかったことが仇となりつつ、温泉郷より少し離れた日帰り温泉「円山川温泉」へ。
駐車場が無料で、入泉料500円と、リーズナブル。
ぬるくてのぼせにくい内湯と、あわや水風呂と感じるくらいぬるすぎる露天の2種類あり、いずれも褐色がかっている。
個人的にぬるいお湯は大好きなので、これは大当たり!
たっぷり長時間、心ゆくまで入った。
【宿】
宿は、隣町の豊岡という街の住宅地にある、マンション。
厳密には、ワンルームマンションを改装した、安宿。
「自炊ができる」と宿情報にあったにもかかわらず、キッチンは「調理しないで」の張り紙。
もともと調理の予定はなかったが、部屋にポットがなく、わざわざ1階ロビーまで降りないといけないことが面倒である。
夕食は近所のスーパーで、半額の惣菜をしこたま買い、晩酌。
こんな感じで、無計画ながらもそれなりに楽しめた。