キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

進化?退化?LED

先日、会社帰りに家の近くを歩いていて、ふと気がついた。
街灯が、LED化されている。

このご時世、何かしら明かりがLED化されているが、ついに住宅地の電柱にある街頭にまで、その流れがきたか。
感心しながらも、ちょっとした違和感を覚えた。

まぶしい!
光源を直接見たとたん、目に強い刺激を覚える。
じゃあ見なければええやん、という当たり前な話ではあるが、あたりが暗いなかそこだけ光ってたら、つい目が行ってしまう。
LED化されたことへの好奇心も、見てしまう一因となる。

暗い!
光源のまぶしさとは反面、道が暗く感じる。
ライトのすぐ下では明るいのだけれど、そこ以外においては、暗い。
確かLEDの光の特性で、全体的に光が広がる、といったことができない、みたいなことが要因かと。

LEDに対する違和感は、アウトドアにおいても同じ。
キャンプで夜中LEDライトを使う場合も、確かに明るいのではあるが、光が広がっていないというか。
燃費は悪くとも、ランタンと呼ばれるガスを使ったライトのほうが、よほど明るいし、落ち着く。


何か、「省電力」というメリットだけがクローズアップされすぎていて、実は従来の光源のほうが、すぐれているのではないだろうか。
LEDの普及は、進化というより、退化への道を歩んでいるのではないだろうか。

という気がして、ならない。
昔の光源が、見直されてもいいのではないかな?
だからといって、現在家にあるLED製品を、昔のものに変更する勇気は今のところないけれど。