キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

日本がアジアの他国に負けないために必要なやつ

はじめて台湾に行ったときの話。
はじめてお店でショッピングをした際、店員に言葉をまくしたてられ、あせった覚えがある。

当然言葉はわからないが、次第に「品物は自分のカバンに入れてくれ」という指摘であることがわかった。
お店で品物を買ったら袋に入れてくれる、ということが当たり前だった自分に気がついたと同時に、カルチャーショックを覚えた。

他に、韓国や香港へも行ったが、だいたいどこの国も同じ。
日本よりも、やっぱり遅れてるね、と感じたことがあった。

それが今や、どうだろう。
袋を渡さないことが、当然になっている。
買い物で消費税とかいうわけわからん小銭を要求されたうえ、さらにマイバッグを忘れたというだけで、5円を余分にとられてしまうのだ。

買い物袋の利点は、万引き防止という効果もあるが、何より消費者に対するサービス精神にあるのではないか、と思っている。
もしこの僕の偏見が当たっているのであれば、サービス精神がものすごい勢いで、減退しているといえる。

サービス業における、店員の接客もしかり。
怒ってんのか?と思えるくらい笑顔のない、レジ打ち。
何語やねん?と思えるくらいおかしな言葉を連発する、ホール係。
昔はもっと、ましだったような気がする。


最近何かはやっているらしい、「おもてなし」という言葉。
上記のようなサービス精神というのも、この「おもてなし」に該当すると考えている。
そしてこれは、いくら経済成長が発展した他のアジア諸国にもマネできない、とても大切な文化である、と思う。

7年後、再び経済大国と言われるためにも、そういった文化をぜひとも再確認してほしいところである。


経済のこととかわからんシロウト意見でごめんなさい。